ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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6件中 1-6件を表示
要旨:
マウスの心臓および大動脈から内皮細胞を採取し、5種のサブタイプの存在を明らかにした。細胞間コミュニケーション解析の結果、受容体関連遺伝子であるVcam1が、内皮細胞間の相互作用に重要な役割を果たしていた。また、Vcam1の過剰発...

ケルセチンはPP2Cの発現を減少し、AMP活性化プロテインキナーゼ(AMPK)を活性化して、高コレステロールが老齢マウスに誘発した神経毒性から脳を保護する

Quercetin activates AMP-activated protein kinase by reducing PP2C expression protecting old mouse brain against high cholesterol-induced neurotoxicity

著作名:
Jun Lu
Dong-mei Wu
Yuan-lin Zheng
Bin Hu
Zi-feng Zhang
Qun Shan
Zi-hui Zheng
Chan-min Liu
Yong-jian Wang
出典:
The Journal of Pathology
2010
222
199-212
DOI:
10.1002/path.2754
要旨:
高コレステロールを与えたマウスにケルセチンを投与すると、受動回避試験およびモリスの水迷路のスコアを顕著に改善した。ケルセチンはプロテインホスファターゼ2C(PP2C)の発現を下方調節して、AMP活性化プロテインキナーゼ(AMPK)を活...

ケルセチンの酸化的代謝に関する最近の洞察: 代謝プロファイル・分解経路・金属酵素の触媒作用・分子メカニズム

Recent insights into oxidative metabolism of quercetin: catabolic profiles, degradation pathways, catalyzing metalloenzymes and molecular mechanisms

著作名:
Bin Guo
Fang Chou
Libin Huang
Feifan Yin
Jing Fang
Jian-Bo Wang
Zongchao Jia
出典:
Critical Reviews in Food Science and Nutrition
2024
64
1312-1339
DOI:
10.1080/10408398.2022.2115456
要旨:
ケルセチンの酸化的な変換に焦点を当てた総説。酸化的な代謝産物の構造・酸化に関与する酵素・分子メカニズムに重点を置いた。ケルセチナーゼを中心とする金属酵素の、酸化経路・構造・触媒パターンを比較する。

キトサンでコーティングした、レスベラトロールとケルセチンナノ粒子: 相乗的な抗菌活性と栄養価の改善

Chitosan-Coated Resveratrol and Quercetin Nanoparticles: Synergistical Antibacterial Activities and Improvement of Nutrition Value

著作名:
Fang Zhou
Zhaoyang Fan
Qiaobin Hu
Shu Wang
出典:
Current Developments in Nutrition
2022
6, Supplement 1
542
DOI:
10.1093/cdn/nzac077.045
要旨:
ケルセチンナノ粒子・レスベラトロールナノ粒子・ケルセチンとレスベラトロールの両方を含むナノ粒子のそれぞれの表面を、キトサンでコーティングした。コーティングしない場合と比べて、それぞれのゼータ電位の変化は、-10 → +35 mV,...

エストロゲン受容体陽性乳癌のタモキシフェン治療において、ケルセチンは双方向に有効な調節効果を発揮する

Quercetin exerts bidirectional regulation effects on the efficacy of tamoxifen in estrogen receptor-positive breast cancer therapy: An in vitro study

著作名:
Zhixiang Xu
Dimeng Zhao
Xianyao Zheng
Bin Huang
Xueshan Xia
Xuejun Pan
出典:
Environmental Toxicology
2020
35
1179-1193
DOI:
10.1002/tox.22983
要旨:
乳癌細胞株MCF-7に対する、ケルセチンの挙動を調べた。ケルセチンが低濃度では、抗癌剤タモキシフェンによるMCF-7の抗増殖活性を阻害するが、高濃度では相乗的にアポトーシスを促進した。メカニズムとして、ケルセチンはエストロゲン...

グリア細胞の炎症の抑制によるケルセチンのてんかん改善効果

Ameliorating effect of quercetin on epilepsy by inhibition of inflammation in glial cells

著作名:
Dongmei Wu
Zihui Zheng
Shaohua Fan
Xin Wen
Xinrui Han
Shan Wang
Yongjian Wang
Zifeng Zhang
Qun Shan
Mengqiu Li
Bin Hu
Yuanlin Zheng
Jun Lu
出典:
Experimental and Therapeutic Medicine
2020
20
854-859
DOI:
10.3892/etm.2020.8742
要旨:
神経毒カイニン酸で惹起したマウスのてんかん発作状態を、ケルセチンが効果的に緩和した。ケルセチンを投与すると、カイニン酸が増大した炎症マーカー(TNF‑α・IL‑1β・NF‑κB)を減少させると伴に、発作スコアを改善した。メカニズムとし...