ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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4件中 1-4件を表示

ケルセチンは酸化ストレスとアポトーシスを抑制して、カドミウムがラットに誘発した肝毒性を軽減する

Quercetin attenuates cadmium-induced hepatotoxicity by suppressing oxidative stress and apoptosis in rat

著作名:
Yaning Shi
Ke Wang
Hao Ling
Junbing Mao
Bing Xu
Zongping Liu
Jicang Wang
出典:
Journal of Trace Elements in Medicine and Biology
2024
86
127554
DOI:
10.1016/j.jtemb.2024.127554
要旨:
カドミウムを投与したラットは、血中のALT・AST・LDH・マロンジアルデヒドが上昇し、SOD・カタラーゼ・グルタチオンは減少した。肝組織では、Nrf2・NQO1・Bcl-2 の発現が減少し、Keap1・カスパーゼ・Baxの発現は上昇して、酸化ストレ...

ケルセチンはオートファジーと壊死を調節して、リポ多糖が誘発した肝炎を軽減する

Quercetin Attenuates Lipopolysaccharide-Induced Hepatic Inflammation by Modulating Autophagy and Necroptosis

著作名:
Jinhai Yu
Rong Fu
Amin Buhe
Bing Xu
出典:
Poultry Science
2024
103
103719
DOI:
10.1016/j.psj.2024.103719
要旨:
ニワトリの胚にリポ多糖を投与すると、肝に相当する部位にてTLR4・TNF-α・IL-1β・IL-10・IL-6・MYD88・NF-κB・p38・MMP3のmRNA発現が増大したが、ケルセチンの共投与が軽減した。同様にリポ多糖が昇したオートファジー(ATG5・ATG7・Be...

カドミウムがラットに誘発した精巣損傷における、チトクロームC/カスパーゼ-9/カスパーゼ-3/Bax/Bcl-2経路の役割とケルセチンの保護効果

Roles of Cyt-c/caspase-9/caspase-3/Bax/Bcl-2 pathway in Cd-induced testicular injury in rats and the protective effect of quercetin

著作名:
Wenjing Yu
Huali Zhu
Ruexue Huang
Bingzhao Yan
Bing Xu
Yaning Shi
Junbing Mao
Zongping Liu
Jicang Wang
出典:
Toxicon
2024
237
107561
DOI:
10.1016/j.toxicon.2023.107561
要旨:
カドミウムを投与したラットは、精巣中のマロンジアルデヒドが上昇し、精巣組織の損傷とアポトーシスを促進した。しかし、ケルセチンの投与はこの様な異常を軽減し、精巣保護効果を発揮した。カドミウムは、精巣組織におけるチトクロ...

肺動脈性肺高血圧症へのイソラムネチンの効果: in vivoおよびin vitro研究

Protective effects of isorhamnetin on pulmonary arterial hypertension: in vivo and in vitro studies

著作名:
Zhi Chang
Jia-ling Wang
Zhi-cheng Jing
Ping Ma
Qing-bing Xu
Jian-rong Na
Jie Tian
Xuan Ma
Wei Zhou
Ru Zhou
出典:
Phytotherapy Research
2020
34
2730-2744
DOI:
10.1002/ptr.6714
要旨:
モノクロタリンで惹起したラットの肺動脈性肺高血圧症を、イソラムネチンが効果的に改善した。イソラムネチンは、血行動態・組織病理・心エコーの病変を顕著に改善した。また、肺動脈平滑筋細胞を用いるvitro実験でメカニズムを解明し...