ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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7件中 1-7件を表示

ケルセチンはSIRT1/Nrf2/HO-1シグナル伝達経路を介してフェロトーシスを阻害して、喘息を緩和する

Quercetin inhibits ferroptosis through the SIRT1/Nrf2/HO-1 signaling pathway and alleviates asthma disease

著作名:
Bo Sun
Fei Cai
Liming Yu
Ran An
Bing Wei
Miao Li
出典:
Translational Pediatrics
2024
13
1747-1759
DOI:
10.21037/tp-24-193
要旨:
オボアルブミンで惹起した喘息のモデルマウスにケルセチンを投与すると、肺組織の炎症スコアを用量依存的に改善し、血中のIL-4・IL-5・IL-13を軽減した。さらにケルセチンは、肺組織の酸化ストレスを軽減するとともに、鉄濃度も低下し...

ラットのピラルビシン毒性におけるルチンの心保護効果

Cardioprotective effects of rutin in rats exposed to pirarubicin toxicity

著作名:
Ya-Di Wang
Yang Zhang
Bo Sun
Xiao-Wei Leng
Ya-Juan Li
Li-Qun Ren
出典:
Journal of Asian Natural Products Research
2018
20
361-373
DOI:
10.1080/10286020.2017.1394292
要旨:
ピラルビシン心毒性をで惹起したラットにルチンを投与すると、心筋の病変・心電図異常・心機能不全を軽減した。ルチンは血中のマロンジアルデヒド・脳性ナトリウム利尿ペプチド・クレアチンキナーゼMB・心筋トロポニンT・乳酸脱水素酵...

イソラムネチンは活性酸素種を除去しERKを不活性化して、心筋細胞H9c2の内因性アポトーシス経路の過酸化水素による活性化を阻害する

Isorhamnetin inhibits H2O2-induced activation of the intrinsic apoptotic pathway in H9c2 cardiomyocytes through scavenging reactive oxygen species and ERK inactivation

著作名:
Bing Sun
Gui-Bo Sun
Jing Xiao
Rong-Chang Chen
Xin Wang
Ying Wu
Li Cao
Zhi-Hong Yang
Xiao-Bo Sun
出典:
Journal of Cellular Biochemistry
2012
113
473-485
DOI:
10.1002/jcb.23371
要旨:
過酸化水素で刺激した心筋細胞H9c2にイソラムネチンを投与した。イソラムネチンは、カスパーゼ-9および-3を不活性化し、ミトコンドリア膜電位を維持し、Bcl-2ファミリー遺伝子を調節して、ミトコンドリア依存性アポトーシスを抑制した...

イソラムネチンはドキソルビシンが誘発した心毒性に保護効果を発揮する

Isorhamnetin Protects against Doxorubicin-Induced Cardiotoxicity In Vivo and In Vitro

著作名:
Jing Sun
Guibo Sun
Xiangbao Meng
Hongwei Wang
Yun Luo
Meng Qin
Bo Ma
Min Wang
Dayong Cai
Peng Guo
Xiaobo Sun
出典:
PLoS ONE
2013
8
e64526
DOI:
10.1371/journal.pone.0064526
要旨:
Vivo: 抗癌剤ドキソルビシンで惹起した慢性心毒性のラットモデルに、イソラムネチンを投与した。ドキソルビシンによる筋原線維の損傷・好中球顆粒球の浸潤・細胞質の空胞は、イソラムネチンが改善して正常に近づけた。Vitro: 心筋細胞...

ピラルビシンが誘発する心毒性を、ルチンがTGF-β1/p38MAPKシグナル伝達経路を介して保護する

Rutin Protects against Pirarubicin-Induced Cardiotoxicity through TGF-β1-p38 MAPK Signaling Pathway

著作名:
Yadi Wang
Yang Zhang
Bo Sun
Qing Tong
Liqun Ren
出典:
Evidence-Based Complementary and Alternative Medicine
2017
2017
1759385
DOI:
10.1155/2017/1759385
要旨:
ラット由来心筋細胞H9c2に、ピラルビシンで毒性を惹起した。ルチンを添加すると、細胞の生存率が向上し、ルチンの心保護効果を示唆した。

イソプロテレノールがラットに誘発する心線維症に、ケルセチンはルチンより優れた保護効果を発揮する

Quercetin provides greater cardioprotective effect than its glycoside derivative rutin on isoproterenol-induced cardiac fibrosis in the rat

著作名:
Min Li
Yichuan Jiang
Wuhui Jing
Bo Sun
Chunsheng Miao
Liqun Ren
出典:
Canadian Journal of Physiology and Pharmacology
2013
91
951–959
DOI:
10.1139/cjpp-2012-0432
要旨:
イソプロテレノールで惹起したラットの心線維症への薬効を評価した。ルチン・ケルセチンをそれぞれ投与すると、過剰に発現していた血中バイオマーカーを抑制した。ただし、ケルセチンの方がルチンより強い活性を示した。

PI3K/AKTの活性化とHO-1誘導を介するマクロファージのアポトーシスの阻害により、イソラムネチンはアテローム性動脈硬化症を軽減する

Isorhamnetin Attenuates Atherosclerosis by Inhibiting Macrophage Apoptosis via PI3K/AKT Activation and HO-1 Induction

著作名:
Yun Luo
Guibo Sun
Xi Dong
Min Wang
Meng Qin
Yingli Yu
Xiaobo Sun
出典:
PLoS ONE
2015
10
e0120259
DOI:
10.1371/journal.pone.0120259
要旨:
Vitro: 酸化型LDL(ox-LDL)が惹起するマクロファージの損傷を、イソラムネチンが顕著に阻害した。イソラムネチンは、マクロファージ内の活性酸素と蓄積脂肪を減少し、カスパーゼ-3活性とTUNEL陽性細胞を低下させた。Vivo: アテローム性...