ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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4件中 1-4件を表示

プロテインジスルフィドイソメラーゼ(PDI)の阻害は血小板第V因子を不活性化して、ヒトのトロンビン生成を遮断する

Protein disulfide isomerase inhibition blocks thrombin generation in humans by interfering with platelet factor V activation

著作名:
Jack D. Stopa
Donna Neuberg
Maneka Puligandla
Bruce Furie
Robert Flaumenhaft
Jeffrey I. Zwicker
出典:
JCI Insight
2017
2
e89373
DOI:
10.1172/jci.insight.89373
要旨:
健常者10名およびリン脂質抗体が持続的に上昇している患者6名を対象に、イソケルセチンの服用が血液凝固因子トロンビン生成に及ぼす影響を検証した。イソケルセチン1000 mgを投与して4時間後のトロンビンは、健常者で51%(P=0.0004)、...
要旨:
進行癌患者57名を対象とする、イソケルセチンの抗血栓効果と安全性を検証した、第II相臨床試験。イソケルセチンの服用期間は56日で、グループAは1日500 mg、グループBは1000 mgとした。主要監視項目は、静脈血栓閉栓症の指標であるD-...

ルチンはb’xドメインに結合して、プロテインジスルフィドイソメラーゼ(PDI)を阻害する

Quercetin-3-rutinoside Inhibits Protein Disulfide Isomerase by Binding to Its b′x Domain

著作名:
Lin Lin
Srila Gopal
Anish Sharda
Freda Passam
Sheryl R. Bowley
Jack Stopa
Guangpu Xue
Cai Yuan
Barbara C. Furie
Robert Flaumenhaft
Mingdong Huang
Bruce Furie
出典:
Journal of Biological Chemistry
2015
290
23543-23552
DOI:
10.1074/jbc.M115.666180
要旨:
ルチンとPDIとの相互作用の様式を、初めて明らかにした。ルチンはPDIのb′xドメインに直接結合して、阻害作用を発揮する。マウスの血栓症モデルにb′xドメインを注入すると、ルチンが阻害した血栓形成が復活した。なお、b′xドメイン単独...
要旨:
血小板の凝集とフィブリン(繊維状の蛋白質)の形成を担う酵素PDIの阻害物質をスクリーニングした結果、イソケルセチンとルチンをベストと見出した。血小板の凝集・静脈内皮細胞のフィブリン形成とを、細胞レベルでアッセイした結果、ル...