ヒ素による小麦葉緑体の酸化的損傷と光合成阻害における、ケルセチンとケンフェロールの保護的役割
Protective role of quercetin and kaempferol against oxidative damage and photosynthesis inhibition in wheat chloroplasts under arsenic stress
- 出典:
- Physiologia Plantarum
- 2023
- 175
- e13964
- DOI:
- 10.1111/ppl.13964
- 要旨:
- 小麦にヒ素ストレスを与えると(100 μM)、相対成長速度が50%低下し、葉の水分が25%減少した。しかし、ケルセチンもしくはケンフェロール(25 μM)の処置により回復した。ケルセチンとケンフェロールは、光合成の量子効率(Fv/Fm)を維持し...