ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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3件中 1-3件を表示

ケルセチンはパイロトーシスを不活性化してナノ粒子が誘発した骨溶解を軽減する

Quercetin alleviates nanoparticle-induced osteolysis via deactivating pyroptosis

著作名:
Yu Cheng
Zhijian Zhao
Sheng Zhang
Yanglin Wu
Zhou Han
Lijun Li
Yun Teng
Jun Lin
Naicheng Liu
Shuangjian He
Huilin Yang
出典:
Biomaterials Science
2023
11
4616-4629
DOI:
10.1039/D3BM00060E
要旨:
チタンナノ粒子で惹起した骨溶解のモデルマウスに、ケルセチンを投与した。ケルセチンはNrf2を活性化して活性酸素種を除去し、NLRP3インフラマソームを不活性化した。ケルセチンはまた、炎症性サイトカインが誘発する破骨細胞の過剰な...

ケルセチンは尿細管上皮細胞とマクロファージ間のエクソソームを介したクロストークを阻害して、尿細管間質性炎症を軽減する

Quercetin alleviates tubulointerstitial inflammation by inhibiting exosomes-mediated crosstalk between tubular epithelial cells and macrophages

著作名:
Di Yin
Jing-Yuan Cao
Yan Yang
Zhong-Tang Li
Hong Liu
Tao-Tao Tang
Wei-Jie Ni
Yi-Lin Zhang
Wei Jiang
Yi Wen
Zuo-Lin Li
Jing Zhao
Lin-Li Lv
Bi-Cheng Liu
Bin Wang
出典:
Inflammation Research
2023
72
1051–1067
DOI:
10.1007/s00011-023-01730-2
要旨:
Virto: 尿細管上皮細胞をリポ多糖で刺激すると、エクソソームを放出する。エクソソームは、マクロファージRAW264.7と相互作用して、同細胞中の炎症サイトカインと線維化マーカーの上昇を認めた。すなわち、尿細管上皮細胞とRAW264.7と...

慢性疼痛の治療におけるケルセチンの新たな役割

The emerging role of quercetin in the treatment of chronic pain

著作名:
Cheng Liu
Dai-Qiang Liu
Yu-Ke Tian
Wei Mei
Xue-Bi Tian
Ai-Jun Xu
Ya-Qun Zhou
出典:
Current Neuropharmacology
2022
20
2346-2353
DOI:
10.2174/1570159X20666220812122437
要旨:
ケルセチンの鎮痛効果の根底にあるメカニズムをまとめた総説。全て動物実験の論文である。炎症性疼痛・神経因性疼痛・癌性疼痛それぞれの動物モデルにおける、ケルセチンの抗侵害受容効果を論じる。そのメカニズムとして、抗炎症作用...