ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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6件中 1-6件を表示
要旨:
微小球システムを用いるケルセチンの送達法を開発するにあたり、アルギン酸の配合を最適化した。アルギン酸濃度が1, 1.5, 2%のケルセチンを含む微小球を、それぞれ調製した。得られた微小球のサイズは6.53~8.34 μmであり、ケルセチン...

急に出現した捕食者による本能的な恐怖と行動の混乱は、ケルセチンが軽減する

Quercetin attenuates acute predator stress exposure-evoked innate fear and behavioral perturbation

著作名:
Putri Anggreini
Chrismawan Ardianto
Mahardian Rahmadi
Junaidi Khotib
出典:
Journal of Basic and Clinical Physiology and Pharmacology
2019
30
20190242
DOI:
10.1515/jbcpp-2019-0242
要旨:
捕食者が急激に出現する襲撃ストレスを3日間継続して与えられたマウスは、行動評価テストにて、うつ様・不安様・凍り付く行動が顕著に増えた。しかし、認知機能と探索行動には変化がなく、襲撃ストレスの影響を受けなかった。襲撃スト...
要旨:
頸動脈を4時間閉塞して、マウスに虚血性脳卒中を惹起した。T字迷路試験の結果、脳卒中に起因する認知障害を示唆したが、ケルセチンは濃度依存的にスコアを改善した。ケルセチンは、脳卒中で減少した海馬中の4型メラノコルチン受容体(M...

高脂肪食がマウスに誘発した非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)における、SREBP-1cmRNAの発現へのケルセチンの効果

The effects of quercetin on the expression of SREBP-1c mRNA in high-fat diet-induced NAFLD in mice

著作名:
Jamal Nasser Saleh Al-maamari
Mahardian Rahmadi
Sisca Melani Panggono
Devita Ardina Prameswari
Eka Dewi Pratiwi
Chrismawan Ardianto
Santhra Segaran Balan
Budi Suprapti
出典:
Journal of Basic and Clinical Physiology and Pharmacology
2021
32
637-644
DOI:
10.1515/jbcpp-2020-0423
要旨:
マウスに高脂肪食を与え続ると、非アルコール性脂肪肝疾患 (NAFLD)の症状を示し、SREBF1(脂質生成における転写調節因子)のmRNAの発現が増大する。高脂肪食を通常食に切替えると、これらの異常が治まる。ケルセチンの共投与も同様に、...

マウスのニコチン摂取に伴う快感は、ケルセチンが打ち消す

The effects of quercetin on nicotine-induced reward effects in mice

著作名:
Mahardian Rahmadi
Dian Suasana
Silvy Restuning Lailis
Dinda Monika Nusantara Ratri
Chrismawan Ardianto
出典:
Journal of Basic and Clinical Physiology and Pharmacology
2021
32
327–333
DOI:
10.1515/jbcpp-2020-0418
要旨:
ニコチンもしくはニコチンを含む煙草抽出物を投与したマウスに、条件付け場所嗜好性試験(パブロフの犬を厳密な実験系に仕上げた評価法)を行うと、有意な依存性を示した。しかし、ケルセチンを共投与すると依存性を示さなくなった。こ...

ケルセチンは虚血性脳卒中のマウスの行動の回復と、4型メラノコルチン受容体の変化を促進する

Quercetin promotes behavioral recovery and biomolecular changes of melanocortin-4 receptor in mice with ischemic stroke

著作名:
Tuhfatul Ulya
Chrismawan Ardianto
Putri Anggreini
Aniek Setiya Budiatin
Dwi Setyawan
Junaidi Khotib
出典:
Journal of Basic and Clinical Physiology and Pharmacology
2021
32
349-355
DOI:
10.1515/jbcpp-2020-0490
要旨:
左側頸動脈を2時間結紮して得た虚血性脳卒中のモデルマウスを用いる、ケルセチンの薬効評価。ケルセチンを投与すると、虚血性脳卒中が悪化させた歩行障害および感覚障害が改善された。ケルセチンはまた、背側線条体中の4型メラノコル...