ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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7件中 1-7件を表示

MAPK/PTGS2経路が介するフェロトーシスを阻害して、ケルセチンは高酸素が誘発した気管支肺異形成症を軽減する: ネットワーク薬理学・分子ドッキング・実験からの洞察

Quercetin alleviates hyperoxia-induced bronchopulmonary dysplasia by inhibiting ferroptosis through the MAPK/PTGS2 pathway: Insights from network pharmacology, molecular docking, and experimental evaluations

著作名:
Xianhui Deng
Dan Chen
Anni Xie
Shengpeng Li
Ailing Chen
Qin Zhou
Renqiang Yu
出典:
Chemical Biology & Drug Design
2024
103
e14520
DOI:
10.1111/cbdd.14520
要旨:
各種データベースから取得した、気管支肺異形成症とケルセチンに共通する遺伝子をネットワーク薬理学解析した。その結果、ケルセチンの標的蛋白質は、MAPKとPTGS2であった。また、遺伝子オントロジー解析の結果は、ケルセチンが標的と...

L-NAMEが誘発した妊娠高血圧腎症ラットにおける、ケルセチンを添加したアスピリンの保護効果

Protective Effects of Aspirin Supplemented With Quercetin in L-NAME-Induced Preeclampsia-Like Rats

著作名:
Jie Ding
Shuangyan Yang
Dan Chen
Xiaofeng Shi
Yanhong Zhang
Lili Song
Junfeng Zhang
出典:
Physiological Research
2024
73
37-45
DOI:
10.33549/physiolres.935196
要旨:
L-NAMEで惹起した妊娠高血圧腎症のモデルラットに、アスピリン(1.5 mg/kg)とケルセチン(2.0 mg/kg)との組合せを投与した。組合せはそれぞれの単独投与時と比べて収縮期血圧を下げ、血中および胎盤中のTNF-αとIL-6を低下した。組合せは...

アスピリンとケルセチンとの組合せはNLRP3インフラマソームを介して、リポ多糖がラットに誘発した妊娠高血圧腎症様の障害を軽減する

Quercetin Supplement to Aspirin Attenuates Lipopolysaccharide-Induced Pre-eclampsia-Like Impairments in Rats Through the NLRP3 Inflammasome

著作名:
Shuangyan Yang
Junfeng Zhang
Dan Chen
Jie Ding
Yanhong Zhang
Lili Song
出典:
Drugs in R&D
2022
22
271–279
DOI:
10.1007/s40268-022-00402-6
要旨:
妊娠したラットにリポ多糖を静脈注射して、妊娠高血圧腎症のような症状を惹起する動物モデルを確立した。ケルセチンとアスピリンとの組合せを投与すると、それぞれの単独処置時と比べて顕著に、収縮期血圧と蛋白尿を低下した。組合せ...

脂質を基盤とするナノ製剤で経口送達されたルチンは、プロテインジスルフィドイソメラーゼ(PDI)を阻害して強力な抗血栓効果を発揮する

Orally delivered rutin in lipid-based nano-formulation exerts strong antithrombotic effects by protein disulfide isomerase inhibition

著作名:
Dan Chen
Yurong Liu
Peiwen Liu
Yang Zhou
Longguang Jiang
Cai Yuan
Mingdong Huang
出典:
Drug Delivery
2022
29
1824-1835
DOI:
10.1080/10717544.2022.2083726
要旨:
ルチンのプロテインジスルフィドイソメラーゼ(PDI)阻害作用は、血栓症治療薬として期待される。しかし、ルチンの水溶性とバイオアベイラビリティの低さが、克服すべき問題点である。そこで、ルチンのナトリウム塩(NaR)と脂質を基盤と...

リポ多糖が誘発した妊娠高血圧腎症ラットモデルにて、ケルセチンはアスピリンの抗炎症効果を増強する

Natural flavonoid quercetin enhances the anti-inflammatory effects of aspirin in a preeclampsia-like rat model induced by lipopolysaccharide

著作名:
Dan Chen
Shuangyan Yang
Jie Ding
Ailing Liu
出典:
Current Molecular Medicine
2023
23
425-432
DOI:
10.2174/1566524022666220513111637
要旨:
妊娠したラットにアスピリン、ケルセチン、両者の組合せのいずれかを予め投与した後、リポ多糖を注射した。 その結果、組合せはアスピリン単独投与時と比べて顕著に、収縮期血圧と蛋白尿を低下した。組合せはまた、炎症誘導性サイトカ...

ケルセチンを担持したポリマーナノ粒子は、ウロキナーゼ型プラスミン活性化因子を阻害して、トリプルネガティブ乳癌の治療効果を改善する

Improved therapeutic efficacy of quercetin-loaded polymeric nanoparticles on triple-negative breast cancer by inhibiting uPA

著作名:
Yang Zhou
Dan Chen
Guangpu Xue
Shujuan Yu
Cai Yuan
Mingdong Huang
Longguang Jiang
出典:
RSC Advances
2020
10
34517-34526
DOI:
10.1039/D0RA04231E
要旨:
ケルセチンは、トリプルネガティブ乳癌(TNBC)の標的の一つであるウロキナーゼに強い阻害作用を持つが、経口吸収が乏しいため実用化されない。そこでナノ粒子ポリマーに担持させ、吸収性の改善を図った。調製したナノ粒子は、TNBC細胞...

ケルセチンは食道癌細胞の浸潤と血管新生を阻害する

Quercetin inhibits invasion and angiogenesis of esophageal cancer cells

著作名:
Yue Liu
Cai-Li Li
Qian-Qian Xu
Dan Cheng
Ke-Di Liu
Ze-Qun Sun
出典:
Pathology - Research and Practice
2021
222
153455
DOI:
10.1016/j.prp.2021.153455
要旨:
ヒト由来食道癌細胞株Eca109に、5もしくは10 μg/mLの濃度でケルセチンを作用させた際の挙動を比較した。低濃度と比べて高濃度の方が、遊走距離および浸潤細胞数の抑制が著しかった。低濃度時は、浸潤のみが抑制された。上皮細胞にEca1...