ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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4件中 1-4件を表示

ケルセチンは大腸菌に活性酸素種を蓄積して、アポトーシス様の細胞死を誘発する

Bacterial Apoptosis-Like Death through Accumulation of Reactive Oxygen Species by Quercetin in Escherichia coli

著作名:
Min Seok Kwun
Dong Gun Lee
出典:
Journal of Microbiology and Biotechnology
2024
34
1395-1400
DOI:
10.4014/jmb.2403.03057
要旨:
大腸菌にケルセチンを作用すると、DNA断片化による細胞死を観察した。この過程で活性酸素種の発生を認め、ケルセチンの抗菌作用の本質は酸化ストレスの誘発であった。カスパーゼの増大に見られるように、アポトーシスとの共通点がある...

ケルセチンは肥満による骨格筋の炎症と萎縮を防止する

Quercetin Protects against Obesity-Induced Skeletal Muscle Inflammation and Atrophy

著作名:
Ngoc Hoan Le
Chu-Sook Kim
Taesun Park
Jung Han Yoon Park
Mi-Kyung Sung
Dong Gun Lee
Sun-Myung Hong
Suck-Young Choe
Tsuyoshi Goto
Teruo Kawada
Rina Yu
出典:
Mediators of Inflammation
2014
2014
834294
DOI:
10.1155/2014/834294
要旨:
高脂肪食で惹起した肥満マウスにケルセチンを投与した。高脂肪食がもたらした骨格筋中の炎症性サイトカインと炎症性マクロファージの蓄積は、ケルセチンが顕著に減少した。また、筋萎縮の特異的マーカーであるアトロジン-1とMuRF1も軽...

大腸菌の膜ダイナミクスとアポトーシスに似た細胞死における、イソケルシトリンの効果

Effect of isoquercitrin on membrane dynamics and apoptosis-like death in Escherichia coli

著作名:
JiEun Yun
Eun-Rhan Woo
Dong Gun Lee
出典:
Biochimica et Biophysica Acta (BBA) - Biomembranes
2018
1860
357-363
DOI:
10.1016/j.bbamem.2017.11.008
要旨:
大腸菌にイソケルシトリンを、最小発育阻止濃度より低い濃度で作用した。その結果、大腸菌に活性酸素種を生成し、グルタチオンを低減して、最終的にはアポトーシスに似た死をもたらした。アポトーシスの特徴であるDNAの断片化とホスフ...

相乗的なイソケルシトリンの抗真菌活性: カンジダ・アルビカンスの活性酸素種に関連するアポトーシスと膜透過性

Synergistic Antifungal Activity of Isoquercitrin: Apoptosis and Membrane Permeabilization Related to Reactive Oxygen Species in Candida albicans

著作名:
Suhyun Kim
Eun-Rhan Woo
Dong Gun Lee
出典:
IUBMB Life
2019
71
283-292
DOI:
10.1002/iub.1973
要旨:
イソケルシトリンと多剤とを組合せた際の、抗真菌活性の相乗効果を調べた。その際のイソケルシトリンの濃度は、抗真菌活性が発現する濃度以下とした。フルコナゾールと組合せると、イソケルシトリンはSODを阻害して、抗酸化システムを...