ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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5件中 1-5件を表示

ケルセチンは肝類洞内皮細胞の解糖と好中球浸潤を調節して、肝線維症を軽減する

Quercetin alleviates liver fibrosis via regulating glycolysis of liver sinusoidal endothelial cells and neutrophil infiltration

著作名:
Xiaoying Chen
Yifan Wang
Jie Wan
Xiaoyun Dou
Chuzhao Zhang
Meng Sun
Fang Ye
出典:
Biomolecules and Biomedicine
2024
24
1806–1815
DOI:
10.17305/bb.2024.10530
要旨:
肝線維症は様々な慢性肝疾患に共通する病態であり、解糖が影響する。Vivo: 四塩化炭素で惹起した肝線維症のモデルマウスにケルセチンを投与すると、血中のALT・AST・ALP・γ-GTPが低減して肝機能を改善した。ケルセチンはまた、解糖関...

ケルセチンはp65とICAM-1を直接の標的として、酒さの炎症を軽減する

Quercetin attenuates inflammation in rosacea by directly targeting p65 and ICAM-1

著作名:
Xin Meng
Yangfan Li
Fan Wang
Tao Li
Ben Wang
Qian Wang
Juan Long
Hongfu Xie
Yiya Zhang
Ji Li
出典:
Life Sciences
2024
347
122675
DOI:
10.1016/j.lfs.2024.122675
要旨:
HaCaT細胞およびヒト皮膚微小血管内皮細胞にてケルセチンは、免疫浸潤と血管新生を減少して、酒さ(ほてりが長時間続く慢性炎症性疾患)の特徴を効果的に改善した。ケルセチンはp65およびICAM-1と直接作用して、酒さの特徴であるNF-κBシ...
要旨:
Vitro: ヒト由来肝細胞癌細胞株LM3にケルセチンを投与すると、アポトーシスを誘導して増殖を阻害した。ケルセチンはまた、JAK2とSTAT3を抑制して、同細胞の遊走と浸潤も阻害した。Vivo: ヌードマウスにLM3を移植したモデルににケルセ...

ルチンはオートファジーを誘導し、PI3K/AKTシグナル伝達を調節して、Ox-LDLが介するマクロファージの炎症と泡沫細胞の形成を阻害する

Rutin Inhibits Ox-LDL-Mediated Macrophage Inflammation and Foam Cell Formation by Inducing Autophagy and Modulating PI3K/AKT Signaling

著作名:
Ben Li
Yumeng Ji
Chenlong Yi
Xufeng Wang
Chaoyang Liu
Chufan Wang
Xiaohu Lu
Xiaohan Xu
Xiaowei Wang
出典:
Molecules
2022
27
4201
DOI:
10.3390/molecules27134201
要旨:
マクロファージRAW264.7をox-LDL(酸化されたLDL)で刺激して、アテローム性動脈硬化症の細胞モデルとした。ルチンを作用させると、マクロファージにox-LDLがもたらす活性酸素種の生成を抑制し、M2型への極性化を促進した。ルチンはまた...
要旨:
コンカナバリンAで惹起したマウスの急性劇症肝炎を、イソラムネチンが効果的に緩和した。イソラムネチンは、血中および肝組織中の炎症誘導性サイトカインを減少させ、肝臓の損傷を修復した。イソラムネチンはまた、P38/PPAR-αパスウェ...