ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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5件中 1-5件を表示

ルチンはミトコンドリアの機能を高め、卵核胞期におけるガラス化したヒツジ卵母細胞の発育可能性を向上する

Rutin enhances mitochondrial function and improves the developmental potential of vitrified ovine GV-stage oocyte

著作名:
Di Zhang
Xiaohuan Fang
Wei Xia
Qingyi Sun
Xinbo Zhang
Yatian Qi
Yang Yu
Zhenmin Zhou
Dongyan Du
Chenyu Tao
Zhigang Wang
Junjie Li
出典:
Theriogenology
2024
229
214-224
DOI:
10.1016/j.theriogenology.2024.08.029
要旨:
ガラス化法(液体窒素で胚を凍結する方法)で処置した卵核胞期におけるヒツジ卵母細胞は、酸化ストレスを受ける。0.6 mMのルチンを添加して同細胞をガラス化すると、胚盤胞の形成率が6.8%から18.9%に向上した。ルチンはガラス化に伴う活...

TLR4/NF-κB経路を介したカスパーゼ-1と炎症因子との減少により、ケルセチンは急性虫垂炎に効果を発揮する

Effect of quercetin on acute appendicitis by reduction of Caspase-1 and inflammatory factors release through Toll-like receptor 4/nuclear factor kappa-B pathway

著作名:
Gang Wang
Dan Han
Qingyu Zhang
出典:
Materials Express
2023
13
2004-2010
DOI:
10.1166/mex.2023.2551
要旨:
急性虫垂炎のモデルラットにケルセチンを投与すると、組織の炎症を大幅に緩和し、TLR4とNF-κBの発現低下と関連していた。ケルセチンはまた、TLR4とNF-κBの発現も阻害した。ケルセチンによるTLR4/NF-κB経路の抑制は、カスパーゼ-1の発...

ケルセチンはGSK3β/β-カテニン/ZEB1シグナル伝達経路を介して、ヒト膠芽腫の遊走と浸潤を抑制する

Quercetin Suppresses Human Glioblastoma Migration and Invasion via GSK3β/β-catenin/ZEB1 Signaling Pathway

著作名:
Bo Chen
Xiaoli Li
Lihong Wu
Duanfang Zhou
Yi Song
Limei Zhang
Qiuya Wu
Qichen He
Gang Wang
Xu Liu
Hui Hu
Weiying Zhou
出典:
Frontiers in Pharmacology
2022
13
963614
DOI:
10.3389/fphar.2022.963614
要旨:
ヒト由来膠芽腫細胞株U87MGおよびCHG-5にケルセチンを作用すると増殖を阻害し、それぞれのIC50値は60.12および69.25 μMであった。ケルセチンは濃度依存的に、U87MGとCHG-5の遊走と浸潤を顕著に阻害した。ケルセチンはまた、E-カドヘリ...
要旨:
ケルセチンは急性骨髄性白血病の腫瘍細胞を、カスパーゼ依存的にアポトーシスした。ケルセチン処置した細胞は、VEGFR2が減少し、PI3K/Aktシグナル伝達が阻害された。

ネットワーク薬理学に基づいて、ケルセチンのアルツハイマー病への効果を実験的に同定する

Network Pharmacology-Based and Experimental Identification of the Effects of Quercetin on Alzheimer’s Disease

著作名:
Pingfang Qi
Jing Li
Shichao Gao
Yirong Yuan
Yindi Sun
Na Liu
Yuanyuan Li
Gang Wang
Ling Chen
Jing Shi
出典:
Frontiers in Aging Neuroscience
2020
12
589588
DOI:
10.3389/fnagi.2020.589588
要旨:
ケルセチンでアルツハイマー病の診断および治療を行う際の標的遺伝子を特定すべく、バイオインフォマティクス解析を行った。アルツハイマー病に関連するHT-22を題材に取上げた。同細胞にアミロイドβ1-42を作用させると、MAPT・PIK3R1...