ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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4件中 1-4件を表示

肺炎連鎖球菌のin vivoおよびin vitro感染における、新規ニューモリシン阻害剤としてのイソラムネチン

Isorhamnetin as a novel inhibitor of pneumolysin against Streptococcus pneumoniae infection in vivo/in vitro

著作名:
Yinuo Zou
Haiting Wang
Juan Fang
Hongxiang Sun
Xuming Deng
Jianfeng Wang
Yanhong Deng
Gefu Chi
出典:
Microbial Pathogenesis
2023
185
106382
DOI:
10.1016/j.micpath.2023.106382
要旨:
Vitro: 肺炎連鎖球菌の毒性因子ニューモリシンは、A549細胞に溶血を誘発した。しかし、イソラムネチンの存在下では細胞傷害が軽減され、イソラムネチンをニューモリシン阻害剤と認めた。イソラムネチンはまた、肺炎連鎖球菌のバイオフ...

イソラムネチンは炎症応答を抑制して、リポ多糖が誘発した急性肺損傷からマウスを保護する

Isorhamnetin protects mice from lipopolysaccharide-induced acute lung injury via the inhibition of inflammatory responses

著作名:
Gefu Chi
Weiting Zhong
Yan Liu
Gejin Lu
Hongming Lü
Dacheng Wang
Fei Sun
出典:
Inflammation Research
2016
65
33–41
DOI:
10.1007/s00011-015-0887-9
要旨:
リポ多糖で惹起したマウスの急性肺損傷は、イソラムネチンが改善した。イソラムネチンは、TNF-α・IL-1β・IL-6の分泌を抑制し、好中球浸潤とむくみを軽減した。リポ多糖がもたらしたNF-κBの活性化とERK・JNK・IκBaのリン酸化は、イソラ...

ニューモリシン阻害剤のケルセチンは、肺炎連鎖球菌の感染からマウスを保護する

Quercetin, a pneumolysin inhibitor, protects mice against Streptococcus pneumoniae infection

著作名:
Qianghua Lv
Peng Zhang
Pusheng Quan
Mengyao Cui
Tianjiao Liu
Yunhou Yin
Gefu Chi
出典:
Microbial Pathogenesis
2020
140
103934
DOI:
10.1016/j.micpath.2019.103934
要旨:
Vitro: ケルセチンは、肺炎連鎖球菌の毒性因子ニューモリシンの溶血作用を阻害する。Vivo: 肺に肺炎連鎖球菌を感染させたマウスモデルにて、ケルセチンの細胞保護効果を認めた。

イソラムネチンはNF-κBシグナル伝達を下方調節して、リポ多糖が誘発した炎症応答を改善する

Isorhamnetin ameliorates LPS-induced inflammatory response through downregulation of NF-κB signaling

著作名:
Yang Li
Gefu Chi
Bingyu Shen
Ye Tian
Haihua Feng
出典:
Inflammation
2016
39
1291–1301
DOI:
10.1007/s10753-016-0361-z
要旨:
リポ多糖で惹起した急性肺損傷に対するイソラムネチンの保護作用を、vitroとvivoの両面から検証した。Vitro: リポ多糖で処置したマクロファージRAW264.7にイソラムネチンを作用すると、TNF-α・IL-1β・IL-6が顕著に低下し、NF-κBシグナ...