ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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4件中 1-4件を表示

ケルセチンはメチシリン耐性黄色ブドウ球菌のSarAを標的にして、バイオフィルムの形成を軽減する

Quercetin targets SarA of methicillin-resistant Staphylococcus aureus to mitigate biofilm formation

著作名:
Panpan Liu
Xinyun Kang
Xiaohui Chen
Xiaofeng Luo
Caixia Li
Guiqin Wang
出典:
Microbiology Spectrum
2024
12
e02722-23
DOI:
10.1128/spectrum.02722-23
要旨:
SarAは、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)のバイオフィルム形成にて鍵となる蛋白質である。天然物よりSarAの阻害物質をバーチャルスクリーニングしたところ、ケルセチンがヒットした。分子ドッキングと分子動力学シミュレーション...

緑膿菌およびエンベロープの形成における、ケルセチンとゲンタマイシンとの併用阻害効果

Study on the inhibitory effect of quercetin combined with gentamicin on the formation of Pseudomonas aeruginosa and its bioenvelope

著作名:
Shuangyan Luo
Xinyun Kang
Xiaofeng Luo
Caixia Li
Guiqin Wang
出典:
Microbial Pathogenesis
2023
182
106274
DOI:
10.1016/j.micpath.2023.106274
要旨:
ケルセチン単独での緑膿菌に対する抗菌活性は比較的弱かったが、ゲンタマイシンとの組合せはFIC指数が0.28~0.53であり、相乗効果を示唆した。また、ケルセチンもゲンタマイシンも単独ではバイオフィルム形成を阻害したが、両者を組合...

ライギョの成長・抗酸化能・免疫応答・免疫関連遺伝子の発現に関する食物性ケルセチンの影響

Effects of dietary quercetin on growth, antioxidant capacity, immune response and immune-related gene expression in snakehead fish, Channa argus

著作名:
Yuxin Kong
Jiaxin Tian
Xiaotian Niu
Min Li
Yidi Kong
Ruoming Li
Xiumei Chen
Guiqin Wang
出典:
Aquaculture Reports
2022
26
101314
DOI:
10.1016/j.aqrep.2022.101314
要旨:
ケルセチンを0, 150, 300, 450 mg/kgの濃度で添加した餌で、56日間ライギョを飼育した。ケルセチンは濃度依存的に、体重と成長速度を増大し、飼料換算率(ライギョの体重あたりに要した飼料の量)を改善した。ケルセチンは、血中のSOD・...

黄色ブドウ球菌のバイオフィルム形成中に、ケルセチンがClfB蛋白質に影響を与える潜在的なメカニズム

Potential Mechanisms of Quercetin Influence the ClfB Protein During Biofilm Formation of Staphylococcus aureus

著作名:
Xinyun Kang
Qiang Ma
Guilai Wang
Na Li
Yanni Mao
Xin Wang
Yuxia Wang
Guiqin Wang
出典:
Frontiers in Pharmacology
2022
13
825489
DOI:
10.3389/fphar.2022.825489
要旨:
黄色ブドウ球菌がバイオフィルムを形成する際に、ClfB蛋白質の発現が増大した。ケルセチンは128 μg/mLの濃度でバイオフィルム形成を阻害したため、ClfB蛋白質とケルセチンとの相互作用が示唆された。分子ドッキングの結果、ClfB蛋白質...