ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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6件中 1-6件を表示

ネットワーク薬理学・分子ドッキング・実験の統合による、糖尿病性創傷におけるケルセチンの治療メカニズムの解明

Integrating Network Pharmacology, Molecular Docking and Experimental Validation to Explore the Pharmacological Mechanisms of Quercetin Against Diabetic Wound

著作名:
Zhe Zhang
Lei Wang
Xuan Li
Yuxi Miao
Dongyu Li
出典:
International Journal of Medical Sciences
2024
21
2837-2850
DOI:
10.7150/ijms.100468
要旨:
各種データベースから取得した、ケルセチンと糖尿病性創傷に共通する遺伝子は90種であった。遺伝子オントロジー解析は、ケルセチンによる調節箇所が複数であると予測した。京都遺伝子ゲノム百科事典(Kyoto Encyclopedia of Genes and ...

VvbZIP22はケルセチンの生合成を調節して、ブドウの耐寒性を高める

VvbZIP22 regulates quercetin synthesis to enhances cold resistance in grape

著作名:
Guangchao Liu
Zhe Zhang
Ye Tian
Jie Yang
Xingfeng Xu
Xin Liu
出典:
Plant Science
2025
350
112293
DOI:
10.1016/j.plantsci.2024.112293
要旨:
低温に晒したブドウの木は、ケルセチンの生合成遺伝子であるVvFLS1の発現が上方調節された。その結果、ケルセチンの含量が増加するとともに、耐寒性を強化した。ロイシンジッパー構造を有するVvbZIP22は、直接VvFLS1の結合して遺伝子...

ネットワーク薬理学とバイオインフォマティクス解析に基づく、ケルセチンの早産予防効果

The Preventive Effects of Quercetin on Preterm Birth Based on Network Pharmacology and Bioinformatics

著作名:
Jiejie Zhang
Qiaozhen Peng
Yaping Deng
Manling Sun
Yanhua Zhao
Weishe Zhang
出典:
Reproductive Sciences
2022
29
193–202
DOI:
10.1007/s43032-021-00674-4
要旨:
この論文の筆者らは、リポ多糖が惹起する早産をケルセチンが予防するデータを発表しているが、そのメカニズムをバイオインフォマティクス解析した。その結果、早産予防に関係しそうな、ケルセチンの標的候補105個を得た。主な標的は、...

ケルセチンは、リポ多糖が誘発するマウスの早産を防ぎ、新生児の生存率を高める

Quercetin Prevents Lipopolysaccharide-Induced Experimental Preterm Labor in Mice and Increases Offspring Survival Rate

著作名:
Xinxiu Lin
Qiaozhen Peng
Jiejie Zhang
Xun Li
Jingrui Huang
Si Duan
Weishe Zhang
出典:
Reproductive Sciences
2020
27
1047–1057
DOI:
10.1007/s43032-019-00034-3
要旨:
リポ多糖で惹起したマウスの早期分娩を、ケルセチンが効果的に保護した。妊娠中のマウスにリポ多糖を腹腔内投与すると、100%の割合で早産し、嬰児は全て死亡した。しかし、予めケルセチンを投与すると、63.5%の早産が防止され、22日後...

ルチンはAβオリゴマーレベルを低下させ、酸化ストレスと神経炎症を軽減して、遺伝子導入アルツハイマー病マウスの空間記憶を改善する

Rutin improves spatial memory in Alzheimer’s disease transgenic mice by reducing Aβ oligomer level and attenuating oxidative stress and neuroinflammation

著作名:
Peng-xin Xu
Shao-wei Wang
Xiao-lin Yu
Ya-jing Su
Teng Wang
Wei-wei Zhou
He Zhang
Yu-jiong Wang
Rui-tian Liu
出典:
Behavioural Brain Research
2014
264
173-180
DOI:
10.1016/j.bbr.2014.02.002
要旨:
遺伝子導入で作成した家族性アルツハイマー病のマウスモデルによる、ルチンの薬効評価。ルチンを経口投与すると、脳内のアミロイドβが減少し、認知障害が改善された。酸化ストレスや炎症性サイトカインの軽減も認められた。

アミリンが誘発した神経細胞毒性と酸化ストレスは、ルチンが阻害する

Rutin inhibits amylin-induced neurocytotoxicity and oxidative stress

著作名:
Xiao-Lin Yu
Ya-Nan Li
He Zhang
Ya-Jing Su
Wei-Wei Zhou
Zi-Ping Zhang
Shao-Wei Wang
Peng-Xin Xu
Yu-Jiong Wang
Rui-Tian Liu
出典:
Food & Function
2015
6
3296-3306
DOI:
10.1039/C5FO00500K
要旨:
アミリンで惹起した神経細胞への毒性と酸化ストレスを、ルチンは効果的に緩和した。ルチンの添加は、活性酸素種・一酸化窒素・グルタチオンジスルフィド・マロンジアルデヒド・炎症誘導性サイトカインTNF-αおよびIL-1βの生成を抑制し...