ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

論文検索

キーワード
筆者名
タイトル
雑誌名
発行年
DOI
キーワード
検索結果:
4件中 1-4件を表示

ケルセチンはABCA1・LXR-α・PCSK9の発現を調節して、マウスのアテローム性動脈硬化症を改善する

Effect of Quercetin on Atherosclerosis Based on Expressions of ABCA1, LXR-α and PCSK9 in ApoE-/- Mice

著作名:
Shan-shan Li
Hui Cao
Ding-zhu Shen
Chuan Chen
San-li Xing
Fang-fang Dou
Qing-ling Jia
出典:
Chinese Journal of Integrative Medicine
2020
26
114–121
DOI:
10.1007/s11655-019-2942-9
要旨:
高脂肪食で惹起したアテローム性動脈硬化症のモデルマウスの病変部位は、ABCA1・LXR-α・IL-10の発現が減少し、PCSK9・TNF-α・IL-6の発現が増大した。また、中性脂肪とLDLの上昇も顕著であった。ケルセチンの投与は、ABCA1・LXR-α・IL-...

ケルセチンはPCSK9・CD36・PPARγ・LXRα・ABCA1の発現を調節して、アテローム性動脈硬化症を防止する

Quercetin protects against atherosclerosis by regulating the expression of PCSK9, CD36, PPARγ, LXRα and ABCA1

著作名:
Qingling Jia
Hui Cao
Dingzhu Shen
Shanshan Li
Li Yan
Chuan Chen
Sanli Xing
Fangfang Dou
出典:
International Journal of Molecular Medicine
2019
44
893-902
DOI:
10.3892/ijmm.2019.4263
要旨:
アポリポ蛋白質E(APOE)が欠損したアテローム性動脈硬化症のモデルマウスに、ケルセチンを投与した。アテローム性動脈硬化症によって上昇した血中の総コレステロール・LDL・TNF‑α・IL‑6は、ケルセチンが低減した。ケルセチンはまた、大...

ox-LDLがマクロファージRAW264.7に誘導した泡沫細胞にて、ケルセチンはMST1阻害性オートファジーを調節して、アテローム性動脈硬化症の進行を抑制する

Quercetin Suppresses the Progression of Atherosclerosis by Regulating MST1-Mediated Autophagy in ox-LDL-Induced RAW264.7 Macrophage Foam Cells

著作名:
Hui Cao
Qingling Jia
Li Yan
Chuan Chen
Sanli Xing
Dingzhu Shen
出典:
International Journal of Molecular Sciences
2019
20
6093
DOI:
10.3390/ijms20236093
要旨:
マクロファージRAW264.7をox-LDL(酸化されたLDL)で刺激して、アテローム性動脈硬化症の細胞モデルとした。ox-LDLはRAW264.7を泡沫細胞に誘導し、細胞内に脂肪を蓄積し、老化の指標であるβ-ガラクトシダーゼを上昇した。ケルセチンの投...

DMEMおよびA549細胞を用いた細胞培養におけるケルセチンの安定性

Stability of quercetin in DMEM and cell culture with A549 cells

著作名:
Hui Cao
Petra Högger
Miguel-Angel Prieto
Jesus Simal-Gandara
Jianbo Xiao
出典:
eFood
2022
3
e13
DOI:
10.1002/efd2.13
要旨:
ケルセチンは、37℃のダルベッコ改変イーグル培地(Dulbecco's modified Eagle's medium, DMEM)に不安定である。DMEMでケルセチンを培養した際の分解物を、UPLC-MS-MSでモニタした。培養時間が長くなると、ケルセチンの二量体に由来する...