ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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7件中 1-7件を表示

ケルセチンの送達媒体としての茶サポニン-ゼイン二成分系複合体: 調製・物性評価・機能評価

Tea saponin-Zein binary complex as a quercetin delivery vehicle: Preparation, characterization, and functional evaluation

著作名:
Jianyu Huang
Jiahao Liao
Xiaoqiong Li
Hui Zhao
Hongxia Li
Jian Kuang
Jianqiang Li
Jinbin Guo
Tao Huang
Jinjun Li
出典:
International Journal of Biological Macromolecules
2024
279
135485
DOI:
10.1016/j.ijbiomac.2024.135485
要旨:
ケルセチンの水溶性とバイオアベイラビリティの低さを解決すべく、コア-シェル型の媒体を用いる送達を考案した。すなわち、シェル側に疎水性の茶サポニンを配置し、コア側に親水性のゼインを配置する二成分系複合体を設計した。ケルセ...
要旨:
韃靼そばはルチンを多く含み、ルチンからケルセチンへの加水分解による変換こそが、独特の苦みの根底にある。ルチン加水分解遺伝子を同定すべく、韃靼そばの遺伝資源の中心にある200の遺伝子型を、30倍のカバレッジ深度で再配列した。...

リン脂質との複合体は、イソラムネチンの水溶性および抗高尿酸血症活性を改善する

Preparation of an isorhamnetin phospholipid complex for improving solubility and anti-hyperuricemia activity

著作名:
Fengmao Zou
Honghui Zhao
Aijinxiu Ma
Danni Song
Xiangrong Zhang
Xu Zhao
出典:
Pharmaceutical Development and Technology
2022
27
842-852
DOI:
10.1080/10837450.2022.2123510
要旨:
イソラムネチンの水溶性の低さを解決すべく、イソラムネチンーリン脂質複合体を調製した。複合体の形成率は95.1%±0.56%であり、高い安定性を示した。イソラムネチン単体と比べてリン脂質複合体は、水溶性が122倍向上し、オクタノール-...

低酸素症が新生児に誘発した脳損傷後のケルセチン投与は、後年の発作感受性と不安関連行動を軽減する: 炎症応答の調節

Quercetin Administration Following Hypoxia-Induced Neonatal Brain Damage Attenuates Later-Life Seizure Susceptibility and Anxiety-Related Behavior: Modulating Inflammatory Response

著作名:
Yan Wu
Huiping Wei
Pei Li
Hui Zhao
Ruifang Li
Feiyun Yang
出典:
Frontiers in Pediatrics
2022
10
791815
DOI:
10.3389/fped.2022.791815
要旨:
生後7日の子ラットを低酸素下(5%酸素濃度)に暴露して、脳損傷を惹起した。その後の21日間におけるケルセチン投与の有無がラットに及ぼす影響を検証した。生後28日(投与終了時)に行ったオープンフィールド試験では、ケルセチンの投与量...

眼科領域におけるケルセチンの治療的利用

The therapeutic use of quercetin in ophthalmology: recent applications

著作名:
Lianghui Zhao
Hongwei Wang
Xianli Du
出典:
Biomedicine & Pharmacotherapy
2021
137
111371
DOI:
10.1016/j.biopha.2021.111371
要旨:
ケルセチンの眼科領域への応用に関する論文を整理した。円錐角膜・甲状腺眼症・眼球表面疾患・白内障・緑内障・網膜芽細胞腫・網膜症に章を分けて、ケルセチンの薬効メカニズムを論じている。ほとんどが細胞実験と動物実験の論文であ...

イソラムネチンは非小細胞肺癌(NSCLC)にて、シスプラチンおよびカルボプラチンの抗癌活性とアポトーシス誘導を相乗的に増強する

Isorhamnetin flavonoid synergistically enhances the anticancer activity and apoptosis induction by cisplatin and carboplatin in non-small cell lung carcinoma (NSCLC)

著作名:
Bao-Yi Zhang
Yan-Ming Wang
Hai Gong
Hui Zhao
Xiao-Yan Lv
Guang-Hui Yuan
Shao-Rong Han
出典:
International Journal of Clinical and Experimental Pathology
2015
8
25–37
DOI:
?
要旨:
非小細胞肺癌細胞株A549を用いて、イソラムネチンと既存薬との組合せを評価した。シスプラチンもしくはカルボプラチンの単独処置時と比べて、イソラムネチンを組合せた際が顕著に細胞の成長を阻害し、アポトーシスを促進し、細胞のG2/...

角膜の創傷治癒を促進するルチン送達システムとしての、ゼラチンヒドロゲル/コンタクトレンズ複合体

Gelatin hydrogel/contact lens composites as rutin delivery systems for promoting corneal wound healing

著作名:
Lianghui Zhao
Xia Qi
Tao Cai
Zheng Fan
Hongwei Wang
Xianli Du
出典:
Drug Delivery
2021
28
1951-1961
DOI:
10.1080/10717544.2021.1979126
要旨:
ルチンを封じ込めた、ゼラチンヒドロゲル/コンタクトレンズ複合体を作成した。ルチンの放出は、最大で14日間継続した。角膜を損傷したウサギを用いる実験では、治療開始48時間後における治癒率は、98.3±0.7%であった。一方、対象とし...