ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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3件中 1-3件を表示

高脂肪食による褐色脂肪組織の炎症は、ケルセチンが緩和する

Quercetin alleviates high-fat diet-induced inflammation in brown adipose tissue

著作名:
Ya Pei
John S. Parks
Hye Won Kang
出典:
Journal of Functional Foods
2021
85
104614
DOI:
10.1016/j.jff.2021.104614
要旨:
高脂肪食で惹起したマウスの褐色脂肪組織の炎症を、ケルセチンが低減した。見出したケルセチンの働きは以下の2点: 1) SIRT1を下方調節するマイクロRNAの発現の低減、2) NF-κBの核移行を阻害し、SIRT1活性を抑制するシグナル伝達を阻害...

高脂肪食が誘発した肥満マウスの褐色脂肪組織における、非ふるえ熱産生へのケルセチンの効果

Effect of quercetin on nonshivering thermogenesis of brown adipose tissue in high-fat diet-induced obese mice

著作名:
Ya Pei
Dammah Otieno
Inah Gu
Sun-Ok Lee
John S. Parks
Keith Schimmel
Hye Won Kang
出典:
The Journal of Nutritional Biochemistry
2021
88
108532
DOI:
10.1016/j.jnutbio.2020.108532
要旨:
高脂肪食に1%のケルセチンを添加した餌を与えたマウスは、体重と血中の総コレステロールが減少した。ケルセチンは、褐色脂肪細胞で非ふるえ熱産生を担う因子UCP1・PGC1α・CIDEA・mtTFAの発現を増大した。

高脂肪食が誘発する褐色脂肪組織の炎症と酸化ストレスに対する、ケルセチンの効果

The Effects of Quercetin on High Fat Diet-Induced Inflammation and Oxidative Stress in Brown Adipose Tissue

著作名:
Ya Pei
Hye Won Kang
出典:
Current Developments in Nutrition
2020
4, Supplement 2
NZAA063_067
DOI:
10.1093/cdn/nzaa063_067
要旨:
高脂肪食をマウスに与えると、褐色脂肪組織中のCOX2・TNF-α・IL-1β・IL-6・iNOSが増大するが、ケルセチンを共投与すると抑制できる。また、抗酸化物質を産出する遺伝子(SOD2・SOD3・NRF2)も、ケルセチンが増大させた。従って、薬理作...