ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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4件中 1-4件を表示

イソラムネチンはKDM5B/HtrA2シグナル伝達経路を調節して、重症急性膵炎におけるミトコンドリア損傷を軽減する

Isorhamnetin Alleviates Mitochondrial Injury in Severe Acute Pancreatitis via Modulation of KDM5B/HtrA2 Signaling Pathway

著作名:
Xiaojuan Li
Tao Wang
Qilong Zhou
Fan Li
Ting Liu
Kun Zhang
Ao Wen
Lijuan Feng
Xiaoling Shu
Simin Tian
Yijiang Liu
Yu Gao
Qing Xia
Guang Xin
Wen Huang
出典:
International Journal of Molecular Sciences
2024
25
3784
DOI:
10.3390/ijms25073784
要旨:
膵腺房細胞をタウロコール酸ナトリウム(STC)で刺激して、重症急性膵炎の細胞モデルとした。イソラムネチンの投与は、ミトコンドリアにおける活性酸素種の生成を阻害して、ATP産生とミトコンドリア膜電位の維持に寄与した。その結果、...

冠状動脈性心疾患における黄耆と紅花との組合せの心保護効果とメカニズムを、ネットワーク薬理学と実験で検証する

The Cardioprotective Effects and Mechanisms of Astragalus-Safflower Herb Pairs on Coronary Heart Disease Identified by Network Pharmacology and Experimental Verification

著作名:
Yong Yuan
Huajiang Liu
Qingwen Meng
出典:
Frontiers in Bioscience-Landmark
2023
28
94
DOI:
10.31083/j.fbl2805094
要旨:
黄耆と紅花との組合せは、中医学で冠状動脈性心疾患の治療に用いられている。黄耆と紅花それぞれをUPLC-MS-MSで分析して54種の有効成分を特定し、これらの標的遺伝子1576種をデータベースにて特定した。その内の90種を冠状動脈性心疾...

イソケルシトリンは、胃癌細胞に小胞体ストレスと免疫原性細胞死を誘導する

Isoquercitrin Induces Endoplasmic Reticulum Stress and Immunogenic Cell Death in Gastric Cancer Cells

著作名:
Jiang Liu
LiJun Ren
HaoWen Wang
Zuowei Li
出典:
Biochemical Genetics
2023
61
1128–1142
DOI:
10.1007/s10528-022-10309-1
要旨:
ヒト由来胃癌細胞株AGSおよびHGC-27にイソケルシトリンを添加すると、20 μM以上の濃度にて、有意に増殖を阻害した。イソケルシトリンは、Baxの発現を上方調節し、Bcl-2の発現は下方調節し、カスパーゼ-3および9を活性化して、アポトー...

ケルセチンはフェロトーシスを阻害して、ラットの骨髄間葉系幹細胞を酸化ストレスから保護する

Quercetin protects rat BMSCs from oxidative stress via ferroptosis

著作名:
Dongmei Lan
Shengcai Qi
Chao Yao
Xue Li
Haijiang Liu
Dan Wang
Yan Wang
出典:
Journal of Molecular Endocrinology
2022
69
401–413
DOI:
10.1530/JME-22-0086
要旨:
ラット由来の骨髄間葉系幹細胞を過酸化水素で刺激した際に、ケルセチンを添加すると、同細胞の生存率を維持した。ケルセチンは活性酸素種を低減し、抗酸化物質の遺伝子(Nrf2・Cat・Sod-1・Sod-2)発現を促進した。過酸化水素は、骨髄間...