ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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4件中 1-4件を表示

pH感受性のケルセチンナノ粒子は結腸への特異的な送達により、デキストラン硫酸ナトリウム(DSS)がマウスに誘発した大腸炎を改善する

pH Sensitive Quercetin Nanoparticles Ameliorate DSS-Induced Colitis in Mice by Colon-Specific Delivery

著作名:
Lechen Wang
Rongrong Fu
Ying Meng
Jingjie Liang
Wenqing Xue
Haitao Hu
Jing Meng
Min Zhang
出典:
Molecular Nutrition & Food Research
2023
67
2300051
DOI:
10.1002/mnfr.202300051
要旨:
N-コハク酸キトサンとアルギン酸ナトリウムから成るナノ粒子にケルセチンを担持して、架橋構造を構築した。In vitro薬物放出アッセイにて、得られたナノ製剤のpH感受性を確認した。デキストラン硫酸ナトリウム(DSS)で惹起した潰瘍性大...

ケルセチンはTGF-β1/PI3K/AKT経路を遮断し、中皮間葉転換を阻害して、手術後の腹膜癒着を軽減する

Quercetin inhibits mesothelial-mesenchymal transition and alleviates postoperative peritoneal adhesions by blocking the TGF-β1/PI3K/AKT pathway

著作名:
Gan Li
Yiwei Ren
Enmeng Li
Kai Deng
Chao Qu
Junxiang Zhang
Li Zhang
Xingjie Wang
Jie Lian
Huayou Zhou
Zijun Wang
Tianli Shen
Xuqi Li
Zhengdong Jiang
出典:
Journal of Ethnopharmacology
2024
319
117242
DOI:
10.1016/j.jep.2023.117242
要旨:
中医学では紅花と丹参から成る注射にて、手術後の腹膜癒着を防止する。ケルセチンは紅花の主成分であるが、腹膜癒着の有効成分であるかを検証すべく、動物実験を行った。その結果、ケルセチンは用量依存的に、マウスの腹膜癒着を軽減...

ルチンは環状ヘミアセタールを生成して、アクロレインがCaco-2およびGES-1細胞に誘発した毒性を軽減する

Rutin alleviated acrolein-induced cytotoxicity in Caco-2 and GES-1 cells by forming a cyclic hemiacetal product

著作名:
Peifang Chen
Shuang Liu
Zhao Yin
Pengjie Liang
Chunhua Wang
Hanyue Zhu
Yang Liu
Shiyi Ou
Guoqiang Li
出典:
Frontiers in Nutrition
2022
9
976400
DOI:
10.3389/fnut.2022.976400
要旨:
アクロレインは、食品加工時に生成する有毒物質である。ルチン/アクロレインを2:1で混合して、80℃で2時間処理した。その結果、環状ヘミアセタールを生成して、98%のアクロレインが除去できた。環状ヘミアセタールの安定性データとして...

低酸素再酸素化による心筋細胞の損傷への、乳酸-グリコール酸共重合体(PLGA)ナノ粒子でカプセル化したケルセチンの効果と、その作用機序

Effect of lactic-co-glycolicacid nanoparticles polymer encapsulated quercetin on hypoxia/reoxygenation-induced cardiomyocyte injury and its mechanism

著作名:
Shubo Song
Weijie Liang
Bin Li
Haoju Dong
Kaiyuan Wu
Liyun Zhao
Taibing Fan
出典:
Materials Express
2021
11
1653-1659
DOI:
10.1166/mex.2021.2075
要旨:
乳酸-グリコール酸共重合体ナノ粒子(PLGA)でカプセル化したケルセチンを調製した。低酸素再酸素化で損傷した心筋細胞を用いて、薬効を評価した。カプセル化したケルセチンフリーのケルセチンともに、細胞の生存率を高め、アポトーシス...