ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

論文検索

キーワード
筆者名
タイトル
雑誌名
発行年
DOI
キーワード
検索結果:
4件中 1-4件を表示

フタル酸エステル混合物への慢性曝露がラットに誘発した生殖毒性におけるケルセチンの緩和効果

Alleviative effect of quercetin against reproductive toxicity induced by chronic exposure to the mixture of phthalates in male rats

著作名:
Ling-Zi Xia
Li-Lan Liu
Jun-Zhe Yue
Zhen-Yu Lu
Jie Zheng
Ming-Zhe Jiang
Min Lin
Jiaming Liu
Hai-Tao Gao
出典:
Ecotoxicology and Environmental Safety
2024
270
115920
DOI:
10.1016/j.ecoenv.2023.115920
要旨:
フタル酸エステルはプラスチックの可塑剤として汎用されているが、生殖毒性が知られている。3種のフタル酸エステルの混合物を91日間投与したラットの生殖毒性は、ケルセチンの共投与が緩和した。フタル酸エステルが減少した精巣の重量...

ケルセチンはエストロゲン受容体αの刺激・ERK1/2の活性化・アポトーシスの阻害を介して、アミロイドβ25–35に起因するPC-12細胞の毒性を阻害する

Quercetin inhibits cytotoxicity of PC12 cells induced by amyloid-beta 25–35 via stimulating estrogen receptor α, activating ERK1/2, and inhibiting apoptosis

著作名:
Liangjing Liu
Yang Liu
Yanjie Zhen
Tonglin Guo
Cui Wang
Lixia Shen
Wei Li
出典:
Open Life Sciences
2022
17
230-242
DOI:
10.1515/biol-2021-0014
要旨:
アミロイドβ25–35(Aβ)はPC-12細胞の生存率を低下するが、ケルセチンによる前処理は濃度依存的に改善した。ケルセチンは、AβがもたらしたBcl-2の低下・Baxとカスパーゼ-3の減少を元に戻して、PC-12細胞のアポトーシスを抑制した。ケル...

食品およびラットから得た、ジオン構造を有するルチン-メチルグリオキサール付加物の構造決定および細胞毒性

Identification and cytotoxic evaluation of the novel rutin–methylglyoxal adducts with dione structures in vivo and in foods

著作名:
Min Chen
Hua Zhou
Caihuan Huang
Pengzhan Liu
Jia Fei
Juanying Ou
Shiyi Ou
Jie Zheng
出典:
Food Chemistry
2022
377
132008
DOI:
10.1016/j.foodchem.2021.132008
要旨:
メチルグリオキサールはルチンと反応して、ルチン-メチルグリオキサール付加物を生成する。様々な食品にルチンを添加して、付加物を単離した。また、ルチンを投与したラットの血中からも付加物を得た。これらの付加物は、1) 6-(1,2-pr...

ケルセチンはMAP2K6およびNEAT1を標的にmiR-216bを調節して、セルレインが誘発した急性膵炎を抑制する

Quercetin inhibits caerulein-induced acute pancreatitis through regulating miR-216b by targeting MAP2K6 and NEAT1

著作名:
Bo Sheng
Lei Zhao
Xuefeng Zang
Jie Zhen
Yang Liu
Weishuai Bian
Wei Chen
出典:
Inflammopharmacology
2021
29
549–559
DOI:
10.1007/s10787-020-00767-7
要旨:
セルレイン(ペプチド)で惹起した急性膵炎モデルマウスを用いる、ケルセチンの薬効評価。ケルセチンはTNF-α・IL-6・IL-10を減少させ、炎症を緩和した。ケルセチンはまた、miR-216bを上方調節したが、その結果p38/MAPK系シグナル伝達を...