ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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8件中 1-8件を表示

トリプシン/ペプシン-ドキシサイクリン塩酸塩水和物-ケルセチン三成分系の相互作用のメカニズム

Study on the interaction mechanism of trypsin/pepsin-doxycycline hyclate-quercetin ternary system

著作名:
Xiangrong Li
Jingjing Zhao
Zhizhi Song
Li Shi
出典:
Journal of Molecular Structure
2025
1322
140592
DOI:
10.1016/j.molstruc.2024.140592
要旨:
薬剤の添加順序によって、結合親和性が異なる事例を見出した。分子ドッキングは、ドキシサイクリンとケルセチンのトリプシン/ペプシンに対する親和性は中程度であった。分子動力学シミュレーションの結果、ドキシサイクリンとケルセチ...

近赤外光による低温光温熱療法とグルタチオンの活性化による化学力学療法を相乗的に行う、自己集合性ケルセチン-3価鉄ナノ粒子

Self-assembled quercetin-Fe3+ nanoparticles for synergetic near-infrared light-triggered low-temperature photothermal/glutathione-activated chemodynamic therapy

著作名:
Tangna Pan
Ke Yang
Jiwei Li
E. Pang
Shaojing Zhao
Xuejian Xing
Qiuxia Tan
Qin Wang
Jianing Yi
Minhuan Lan
出典:
Science China Materials
2023
66
3735–3743
DOI:
10.1007/s40843-023-2536-1
要旨:
新たに調製したケルセチンを担持した3価鉄ナノ粒子は近赤外域まで広い吸収範囲を有しているが、癌細胞に作用すると部分的にケルセチンを放出し、熱ショック蛋白質70を下方調節した。その結果、低温下の光温熱療法を可能にした。ケルセ...

ケルセチンは尿細管上皮細胞とマクロファージ間のエクソソームを介したクロストークを阻害して、尿細管間質性炎症を軽減する

Quercetin alleviates tubulointerstitial inflammation by inhibiting exosomes-mediated crosstalk between tubular epithelial cells and macrophages

著作名:
Di Yin
Jing-Yuan Cao
Yan Yang
Zhong-Tang Li
Hong Liu
Tao-Tao Tang
Wei-Jie Ni
Yi-Lin Zhang
Wei Jiang
Yi Wen
Zuo-Lin Li
Jing Zhao
Lin-Li Lv
Bi-Cheng Liu
Bin Wang
出典:
Inflammation Research
2023
72
1051–1067
DOI:
10.1007/s00011-023-01730-2
要旨:
Virto: 尿細管上皮細胞をリポ多糖で刺激すると、エクソソームを放出する。エクソソームは、マクロファージRAW264.7と相互作用して、同細胞中の炎症サイトカインと線維化マーカーの上昇を認めた。すなわち、尿細管上皮細胞とRAW264.7と...

ケルセチンはNrf2依存性のフェロトーシスを阻害して、カイニン酸が誘発したてんかんの発作を緩和する

Quercetin alleviates kainic acid-induced seizure by inhibiting the Nrf2-mediated ferroptosis pathway

著作名:
Ruijin Xie
Wenjing Zhao
Scott Lowe
Rachel Bentley
Guoqin Hu
Huiya Mei
Xiaofan Jiang
Chenyu Sun
Yu Wu
Yueying liu
出典:
Free Radical Biology and Medicine
2022
191
212-226
DOI:
10.1016/j.freeradbiomed.2022.09.001
要旨:
てんかんのモデルマウスに予めケルセチンを投与すると、カイニン酸による発作と認知障害を軽減した。グルタミン酸による海馬の神経細胞HT22の細胞死にも、ケルセチンは保護作用を発揮した。これらのvivoおよびvitro実験に共通するのは...
要旨:
Vitro: トランスクリプトーム解析により、老化細胞における生存促進ネットワークを発見した。このネットワークの主要部の発現をsiRNAで阻害すると、老化細胞は死滅したが、増殖または静止状態の分化細胞は死滅しなかった。同じ因子を...

血管細胞およびApoE-/-マウスにて、微粒子状物質による血管石灰化の促進は、ルチンが改善する

Rutin ameliorates the promotion effect of fine particulate matter on vascular calcification in calcifying vascular cells and ApoE-/- mice

著作名:
Ruijun Su
Xiaoting Jin
Wenjing Zhao
Xiaoying Wu
Feihong Zhai
Zhuoyu Li
出典:
Ecotoxicology and Environmental Safety
2022
234
113410
DOI:
10.1016/j.ecoenv.2022.113410
要旨:
石灰化しつつある血管細胞に微小粒子状物質PM2.5を作用すると、水酸リン灰石の蓄積を促進した。また、PM2.5に暴露したApoE-/-マウスは、水酸リン灰石の蓄積が3.5倍になった。同時にPM2.5は、活性酸素を発生し、OPG/RANKL経路を活性化...

ケルセチンを添加したカゼインを主成分とする保存剤は、解凍後のオンドリの精液の品質を改善する

Quercetin supplemented casein-based extender improves the post-thaw quality of rooster semen

著作名:
Michael Osei Appiah
Wanlu Li
Jing Zhao
Hongyu Liu
Yangyunyi Dong
Jufu Xiang
Jun Wang
Wenfa Lu
出典:
Cryobiology
2020
94
57-65
DOI:
10.1016/j.cryobiol.2020.04.010
要旨:
カゼインを主成分とする保存剤にケルセチンを添加すると、ニワトリの凍結精子の品質が、濃度依存的に向上した。ケルセチンの添加は、精子の運動性・生存率・ミトコンドリア活性を増強し、内因性酵素(SOD・カタラーゼ・GPx)を有意に増...

イソラムネチンの処置はマウスの虚血性損傷から脳を保護する

Treatment with Isorhamnetin Protects the Brain Against Ischemic Injury in Mice

著作名:
Jin-Jing Zhao
Jin-Qing Song
Shu-Yi Pan
Kai Wang
出典:
Neurochemical Research
2016
41
1939–1948
DOI:
10.1007/s11064-016-1904-2
要旨:
マウスを中大脳動脈閉塞再灌流して、脳卒中のモデルとした。イソラムネチンを投与すると梗塞部分が減少し、カスパーゼ活性が弱まった。イソラムネチンは大脳のむくみを軽減し、血液脳関門の機能を改善し、密着結合蛋白質(オクルディン...