ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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7件中 1-7件を表示

5種類のポリフェノールの抗酸化作用と経皮吸収

Antioxidative effects and percutaneous absorption of five polyphenols

著作名:
Cristina Alonso
Laia Rubio
Sonia Touriño
Meritxell Martí
Clara Barba
Francisco Fernández-Campos
Luísa Coderch
José Luís Parra
出典:
Free Radical Biology and Medicine
2014
75
149-155
DOI:
10.1016/j.freeradbiomed.2014.07.014
要旨:
ブタの皮膚を用いる、ポリフェノール類の皮膚生検。親油性の高いエピカテキン・レスベラトロール・ケルセチン・トロロックスは、皮膚組織の深部へ浸透した。一方、親油性が比較的低いルチンは、皮膚の表面に留まった。皮膚表面で抗酸...
要旨:
デキストラン硫酸ナトリウム(DSS)で惹起した大腸炎の病態モデルマウスを用いる、絹フィブロイン(繊維状の蛋白質で絹糸の主成分)にケルセチンを担持したナノ粒子の薬効評価。ナノ粒子を投与すると、病態指標値を著しく改善した。ナノ粒...

高脂肪食がマウスに誘発した非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)に対するケルセチンの保護効果は、腸内細菌叢の不均衡と関連する腸肝軸の調節が媒介する

Protective effect of quercetin on high-fat diet-induced non-alcoholic fatty liver disease in mice is mediated by modulating intestinal microbiota imbalance and related gut-liver axis activation

著作名:
David Porras
Esther Nistal
Susana Martínez-Flórez
Sandra Pisonero-Vaquero
José Luis Olcoz
Ramiro Jover
Javier González-Gallego
María Victoria García-Mediavilla
Sonia Sánchez-Campos
出典:
Free Radical Biology and Medicine
2017
102
188-202
DOI:
10.1016/j.freeradbiomed.2016.11.037
要旨:
高脂肪食で惹起したマウスの非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)を、ケルセチンが緩和した。高脂肪食が腸内毒素症を起こし、腸内毒素症がTLR4経路による炎症と脂質毒性の原因となるが、ケルセチンには抑制的に働く。

ルチンはヒト癌細胞の増殖を阻害し、超酸化物の産出を弱め、接着と遊走を減少する

Rutin inhibits proliferation, attenuates superoxide production and decreases adhesion and migration of human cancerous cells

著作名:
Mohamed ben Sghaier
Alessandra Pagano
Mohamed Mousslim
Youssef Ammari
Hervé Kovacic
José Luis
出典:
Biomedicine & Pharmacotherapy
2016
84
1972-1978
DOI:
10.1016/j.biopha.2016.11.001
要旨:
ヒト肺癌細胞株A549およびヒト結腸癌細胞株HT-29に、ルチンを作用させた時の挙動を調べた。ルチンはこれらの癌細胞の接着や増殖を阻害したが、特筆すべきは、HT-29からの超酸化物を顕著に抑制した。
要旨:
ケルセチンはなぜ非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)に有効かを解明した、基礎研究。同疾病は、メチオニンと塩素が不足する際に活性化されるPI3K/AKT伝達経路が引起すが、ケルセチンはAKTのリン酸化を阻害する。
要旨:
高脂肪食で惹起した肥満マウスに、ケルセチンとチロシンキナーゼ阻害剤ダサチニブとの組合せを、8週間(5周期)に渡って投与した。その結果、インスリン感受性と経口グルコース負荷試験にて、3~4周期目には改善効果が見られ、5周期目に...
要旨:
ルリヂサ種子油はオメガ6脂肪酸を豊富に含み、ケルセチンと組合せると、肥満モデルラットのインスリン感受性を改善した。組合せを8週間投与すると、経口グルコース負荷試験の結果と脂肪肝が改善された。しかしながら、体重の減少は認...