ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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4件中 1-4件を表示

イソケルシトリンがオボアルブミンの糖化を軽減するメカニズム: 分光法・質量分析法・分子ドッキング

Mechanisms of isoquercitrin attenuates ovalbumin glycation: Investigation by spectroscopy, spectrometry and molecular docking

著作名:
Lu Zhang
Liang Xu
Zong-cai Tu
Hong-hong Wang
Juan Luo
Tian-xin Ma
出典:
Food Chemistry
2020
309
125667
DOI:
10.1016/j.foodchem.2019.125667
要旨:
イソケルシトリンがオボアルブミンの糖化を阻害するメカニズムを、初めて解明した。オボアルブミンの糖化部位と各部位の糖化度を、MS/MSでマッピングした。イソケルシトリンが存在すると糖化の位置が変更され、その結果、糖化の程度を...

ヘム毒性を抑制する、ルチンとウシ血清アルブミンとの錯体

Formation of a bovine serum albumin diligand complex with rutin for the suppression of heme toxicity

著作名:
Mengjuan Luo
Yinhua Sui
Rong Tian
Naihao Lu
出典:
Biophysical Chemistry
2020
258
106327
DOI:
10.1016/j.bpc.2020.106327
要旨:
ルチンは、ウシ血清中のアルブミンと錯体を形成する。ルチンの抗酸化作用は、錯体を形成しても有効に働く。蛋白質と相互作用しないフリーのヘムは、活性酸素種を発生させるなど細胞に有害であるが、同錯体は毒性を緩和する。

マクロファージにてケルセチンはヘムオキシゲナーゼ-1を誘導して、NADPHオキシダーゼの酸化ストレスを抑制する

Quercetin suppressed NADPH oxidase-derived oxidative stress via heme oxygenase-1 induction in macrophages

著作名:
Mengjuan Luo
Rong Tian
Ziyi Yang
Yi-Yuan Peng
Naihao Lu
出典:
Archives of Biochemistry and Biophysics
2019
671
69-76
DOI:
10.1016/j.abb.2019.06.007
要旨:
ケルセチンは、マクロファージ中の抗酸化酵素ヘムオキシターゼ-1(HMOX1)の発現を促進し、NADPH由来の酸化ストレスを軽減した。

APOE欠損マウスにおいて、ケルセチンは内皮機能不全とアテローム性動脈硬化症を阻害する: NADPH酸化酵素とHO-1の重要な役割

Quercetin Inhibited Endothelial Dysfunction and Atherosclerosis in Apolipoprotein E-Deficient Mice: Critical Roles for NADPH Oxidase and Heme Oxygenase-1

著作名:
Mengjuan Luo
Rong Tian
Naihao Lu
出典:
Journal of Agricultural and Food Chemistry
2020
68
10875–10883
DOI:
10.1021/acs.jafc.0c03907
要旨:
APOEが欠損した病態モデルマウスを用いる、ケルセチンの薬効評価。ケルセチンは、内皮機能不全とアテローム性動脈硬化の症状を改善した。ケルセチンはp47phoxの発現を抑制し、NADPH酸化酵素に由来する動脈への酸化ストレスを軽減した...