ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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4件中 1-4件を表示

アクリルアミドがラットに誘発した坐骨神経損傷における、ルチンによる保護効果とメカニズム

The protective effect of rutin on sciatic nerve injury in acrylamide-exposed rats and its mechanisms

著作名:
Suqiu Dong
Chunmei Zhang
Yunjue Wang
Shuping Liu
Junhua Yang
Lixia Li
Yuxin Ma
Jing Liu
出典:
Food and Chemical Toxicology
2024
195
115106
DOI:
10.1016/j.fct.2024.115106
要旨:
アクリルアミドで惹起した坐骨神経損傷のモデルラットに、ルチンを投与した。ルチンはSOD活性とグルタチオンの量を増加し、乳酸脱水素酵素の活性を減少して、保護効果を示した。ルチンはまた、ミエリン塩基性蛋白質・ERK1/2・リン酸化...

ケルセチンはPI3K/AKT/NF-κBシグナル伝達経路を阻害して、緑膿菌が誘発した急性肺炎を軽減する

Quercetin attenuates Pseudomonas aeruginosa-induced acute lung inflammation by inhibiting PI3K/AKT/NF-κB signaling pathway

著作名:
Xiaolei Jia
Mengdi Gu
Jiangqin Dai
Jue Wang
Yingying Zhang
Zheng Pang
出典:
Inflammopharmacology
2024
32
1059–1076
DOI:
10.1007/s10787-023-01416-5
要旨:
Vivo: 緑膿菌に感染したマウスの肺組織は、好中球の浸潤と炎症誘導性サイトカイン(IL-6・IL-1β・TNF-α)の上昇が顕著であった。ケルセチンの投与は、緑膿菌がもたらした肺炎を軽減して、死亡率を減少した。ケルセチンはまた、PI3K・AKT...

免疫グロブリンEを介するアレルギー性結膜炎は、Lynキナーゼ阻害剤としてのケルセチンが阻害する

Quercetin as a Lyn kinase inhibitor inhibits IgE-mediated allergic conjunctivitis

著作名:
Yuanyuan Ding
Chaomei Li
Yongjing Zhang
Pengyu Ma
Tingting Zhao
Delu Che
Jiao Cao
Jue Wang
Rui Liu
Tao Zhang
Langchong He
出典:
Food and Chemical Toxicology
2020
135
110924
DOI:
10.1016/j.fct.2019.110924
要旨:
アレルギー性結膜炎のモデルマウスを用いる、ケルセチンの薬効評価。ケルセチンは、チロシンキナーゼLynの阻害作用を有し、この酵素が関与するシグナル伝達経路3種を特定し、これらを阻止することを突き止めた。

SARS-CoV-2スパイク疑似型ウィルスに対する、イソラムネチンの有望なin vitro活性

Potential antiviral activity of isorhamnetin against SARS-CoV-2 spike pseudotyped virus in vitro

著作名:
Yingzhuan Zhan
Wenjing Ta
Wenjuan Tang
Ruochen Hua
Jue Wang
Cheng Wang
Wen Lu
出典:
Drug Development Research
2021
82
1124-1130
DOI:
10.1002/ddr.21815
要旨:
新型コロナウィルス(SARS-CoV-2)の感染は、そのスパイク蛋白質(ウィルスの表面に存在するとげ状の蛋白質)が、肺に存在するアンジオテンシン変換酵素2(ACE2)に結合して起こる。よって、SARS-CoV-2のスパイク蛋白質と親和性が高い低分子...