ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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4件中 1-4件を表示

新規ケルセチン3糖体はアミロイドβの産生を減少し、アミロイドβの凝集と神経毒性を阻害し、炎症性サイトカインの産生を遮断する

Quercetin-3-O-glc-1-3-rham-1-6-glucoside decreases Aβ production, inhibits Aβ aggregation and neurotoxicity, and prohibits the production of inflammatory cytokines

著作名:
Shuo Tan
Linmei Wu
Jiayi Liu
Zhaoyuan Wu
Qiang Cheng
Qiuhao Qu
Lianghao Zhu
Yizhu Yan
Hao Wu
Tie-jun Ling
Rui-tian Liu
Shigao Yang
出典:
European Journal of Pharmacology
2024
970
176491
DOI:
10.1016/j.ejphar.2024.176491
要旨:
ルチンのラムノース部分の3位にグルコースが結合した、ケルセチン3糖体であるYCC31は、β-セクレターゼの活性を低下した。その結果YCC31は、アミロイドβを産生する前駆蛋白質からの切出し過程を減少した。YCC31はアミロイドβに結合する...

ケルセチンはパイロトーシスを不活性化してナノ粒子が誘発した骨溶解を軽減する

Quercetin alleviates nanoparticle-induced osteolysis via deactivating pyroptosis

著作名:
Yu Cheng
Zhijian Zhao
Sheng Zhang
Yanglin Wu
Zhou Han
Lijun Li
Yun Teng
Jun Lin
Naicheng Liu
Shuangjian He
Huilin Yang
出典:
Biomaterials Science
2023
11
4616-4629
DOI:
10.1039/D3BM00060E
要旨:
チタンナノ粒子で惹起した骨溶解のモデルマウスに、ケルセチンを投与した。ケルセチンはNrf2を活性化して活性酸素種を除去し、NLRP3インフラマソームを不活性化した。ケルセチンはまた、炎症性サイトカインが誘発する破骨細胞の過剰な...

長鎖ノンコーディングRNAのMalat1は、ケルセチンの救済効果を高める: TNF-αによる骨髄幹細胞の骨形成障害・卵巣摘出が誘発した骨粗鬆症

Long Non-Coding RNA Malat1 Increases the Rescuing Effect of Quercetin on TNFα-Impaired Bone Marrow Stem Cell Osteogenesis and Ovariectomy-Induced Osteoporosis

著作名:
Lu Feng
Zhengmeng Yang
Nan Hou
Ming Wang
Xuan Lu
Yucong Li
Haixing Wang
Yaofeng Wang
Shanshan Bai
Xiaoting Zhang
Yuejun Lin
Xu Yan
Sien Lin
Micky D. Tortorella
Gang Li
出典:
International Journal of Molecular Sciences
2023
24
5965
DOI:
10.3390/ijms24065965
要旨:
Vitro: 骨髄幹細胞をTNF-αで刺激すると、骨形成を抑制する。ここにケルセチンを投与するとWnt/β-カテニン経路を活性化し、NF-κB経路は抑制して、TNF-αによる骨形成障害を回復した。また、ケルセチンの働きにおいて、長鎖ノンコーディ...
要旨:
遺伝的な肥満マウスと、高脂肪食で肥満にしたマウスの両方のモデルにて、ルチンの抗肥満作用を示した。ルチンの投与は、グルコースの恒常性を改善し、褐色脂肪細胞を活性化した。