ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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5件中 1-5件を表示

ケルセチンはSirt3/SOD2/ミトコンドリア活性酸素種を介して、心筋の虚血再灌流傷害における心筋細胞のアポトーシスを阻害する

Quercetin Inhibits Cardiomyocyte Apoptosis via Sirt3/SOD2/Mitochondrial Reactive Oxygen Species during Myocardial Ischemia–Reperfusion Injury

著作名:
Da Xiong
Xin Wang
Haiyu Wang
Xia Chen
Hongrong Li
Yongwu Li
Minghua Zhong
Jingcheng Gao
Zicong Zhao
Wenjun Ren
出典:
Heliyon
2024
10
e39031
DOI:
10.1016/j.heliyon.2024.e39031
要旨:
心筋を虚血再灌流したラットにケルセチンを投与すると、Bcl-2が増大しBaxとカスパーゼは減少して、心筋のアポトーシスを抑制した。ケルセチンは心筋組織のマロンジアルデヒド・乳酸脱水素酵素・クレアチンキナーゼを減少し、SOD・カタ...

ケルセチンはジャコウジカのホルモンレベルと微生物構造を調節して、麝香の分泌を促進する

Quercetin promotes the secretion of musk by regulating the hormone level and microbial structure of forest musk deer

著作名:
Xinyu Bo
Jialing Chen
Jinzhan Mu
Xianggui Dong
Zhanjun Ren
Jinyao Liu
Shuhui Wang
出典:
Integrative Zoology
2024
19
596-611
DOI:
10.1111/1749-4877.12763
要旨:
現状ではホルモン注射でジャコウジカの麝香分泌を促進しているが、健康への悪影響が懸念される。バイオインフォマティクス解析の結果、テストステロンの産生を促進するケルセチンに着目した。ケルセチンの配合量を0, 400, 800, 1200 m...

ケルセチンはSIRT1/PGC-1αシグナル伝達を介して、in vitroおよびin vivoにて虚血再灌流が誘発した心筋細胞のアポトーシスを改善する

Quercetin improve ischemia/reperfusion-induced cardiomyocyte apoptosis in vitro and in vivo study via SIRT1/PGC-1α signaling

著作名:
Jiayou Tang
Linhe Lu
Yang Liu
Jipeng Ma
Lifang Yang
Lanlan Li
Hong Guo
Shiqiang Yu
Jun Ren
Heping Bai
Jian Yang
出典:
Journal of Cellular Biochemistry
2019
120
9747-9757
DOI:
10.1002/jcb.28255
要旨:
Vitro: 虚血再灌流傷害をシミュレーションした細胞モデルにて、ケルセチンはアポトーシスを顕著にv抑制した。ケルセチンはSIRT1・PGC-1α・Bcl-2の発現を上方調節し、Baxの発現は抑制した。Vivo: ラットの心筋を虚血再灌流した際に、ケ...

イソケルシトリンは、胃癌細胞に小胞体ストレスと免疫原性細胞死を誘導する

Isoquercitrin Induces Endoplasmic Reticulum Stress and Immunogenic Cell Death in Gastric Cancer Cells

著作名:
Jiang Liu
LiJun Ren
HaoWen Wang
Zuowei Li
出典:
Biochemical Genetics
2023
61
1128–1142
DOI:
10.1007/s10528-022-10309-1
要旨:
ヒト由来胃癌細胞株AGSおよびHGC-27にイソケルシトリンを添加すると、20 μM以上の濃度にて、有意に増殖を阻害した。イソケルシトリンは、Baxの発現を上方調節し、Bcl-2の発現は下方調節し、カスパーゼ-3および9を活性化して、アポトー...

ドキソルビシンが誘発する心毒性は、ルチンがオートファジーとアポトーシスを調節して軽減する

Rutin attenuates doxorubicin-induced cardiotoxicity via regulating autophagy and apoptosis

著作名:
Yanyan Ma
Lifang Yang
Jipeng Ma
Linhe Lu
Xiaowu Wang
Jun Ren
Jian Yang
出典:
Biochimica et Biophysica Acta (BBA) - Molecular Basis of Disease
2017
1863
1904-1911
DOI:
10.1016/j.bbadis.2016.12.021
要旨:
ドキソルビシンは既存の制癌剤であるが、強い心毒性が伴う。ルチンは、ドキソルビシンに付随するマウスのオートファジーやアポトーシスを阻害するため、心保護作用を示した。メカニズムとして、関連する蛋白質Aktの活性化を阻止するこ...