ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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4件中 1-4件を表示

ケルセチンはマウスの腸内細菌叢と胆汁酸とのクロストークを調節して、エネルギー消費の活性化にてメタボリックシンドロームに対抗する

Quercetin activates energy expenditure to combat metabolic syndrome through modulating gut microbiota-bile acids crosstalk in mice

著作名:
Xiaoqiang Zhu
Xiaojuan Dai
Lijun Zhao
Jing Li
Yanhong Zhu
Wenjuan He
Xinlei Guan
Tao Wu
Li Liu
Hongping Song
Liang Lei
出典:
Gut Microbes
2024
16
2390136
DOI:
10.1080/19490976.2024.2390136
要旨:
メタボリックシンドロームのモデルマウスにケルセチンを投与すると、褐色脂肪組織における熱産生と白色脂肪組織の褐色化を促進した。ケルセチンは、非12α水酸化胆汁酸(non-12OH BAs)の産出を促進したが、non-12OH BAsは脂肪細胞にてTG...

ヒト由来肺癌細胞株A549における、ケルセチンの抗癌効果とアポトーシスの誘導

Anticancer effect and apoptosis induction by quercetin in the human lung cancer cell line A549

著作名:
Shi-Ying Zheng
Yin Li
Dong Jiang
Jun Zhao
Jin-Feng Ge
出典:
Molecular Medicine Reports
2012
5
822-826
DOI:
10.3892/mmr.2011.726
要旨:
ヒト由来肺癌細胞株A549にケルセチンを作用すると、アポトーシスを誘導した。24, 48, 72時間後におけるケルセチンのIC50値は、1.02±0.05, 1.41±0.20, 1.14±0.19 µMであった。ケルセチン濃度1.2 µMでA549を培養した際の、48および72時...

グルタミン酸ナトリウムが誘発した腹部肥満にて、視床下部の損傷と肝脂質生成を促進する腸内毒素症は、ケルセチンが改善する

Quercetin Ameliorates Gut Microbiota Dysbiosis That Drives Hypothalamic Damage and Hepatic Lipogenesis in Monosodium Glutamate-Induced Abdominal Obesity

著作名:
Lijun Zhao
Xiaoqiang Zhu
Mengxuan Xia
Jing Li
An-Yuan Guo
Yanhong Zhu
Xiangliang Yang
出典:
Frontiers in Nutrition
2021
8
671353
DOI:
10.3389/fnut.2021.671353
要旨:
グルタミン酸ナトリウムで惹起したマウスの腸内細菌叢異常は、視床下部のニューロン損傷を引起した。その際、肝臓中のビタミンA飽和酵素が活性化し、その結果脂質生成が促進した。ケルセチンの投与は、腸内毒素を軽減した。その結果、...

骨髄由来間葉系幹細胞におけるエラスチンが誘発するフェロトーシスへの、ケルセチンおよびケルセチンダイマーの阻害効果と作用機序

Inhibitory Effect and Mechanism of Action of Quercetin and Quercetin Diels-Alder anti-Dimer on Erastin-Induced Ferroptosis in Bone Marrow-Derived Mesenchymal Stem Cells

著作名:
Xican Li
Jingyuan Zeng
Yangping Liu
Minshi Liang
Qianru Liu
Zhen Li
Xiaojun Zhao
Dongfeng Chen
出典:
Antioxidants
2020
9
205
DOI:
10.3390/antiox9030205
要旨:
骨髄由来間葉系幹細胞にエラスチンを添加すると、フェロトーシスが誘導される。ケルセチンとそのダイマーを比較すると、ケルセチンが強いフェロトーシス阻害効果を示した。別途実施した各種抗酸化能の測定では、いずれもケルセチンが...