ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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3件中 1-3件を表示

ケルセチンとその代謝物はNrf2とAP-1を活性化して、エタノールが誘発した酸化ストレスから肝細胞を保護する

Quercetin and its metabolites protect hepatocytes against ethanol-induced oxidative stress by activation of Nrf2 and AP-1

著作名:
Yoo-Jung Lee
Song-Yi Beak
Inho Choi
Jung-Suk Sung
出典:
Food Science and Biotechnology
2018
27
809–817
DOI:
10.1007/s10068-017-0287-8
要旨:
エタノールで刺激したHepG2細胞にケルセチンもしくはその代謝物(イソラムネチン、ケルセチン-3-グルクロン酸抱合体)を投与すると、いずれも生存率を改善した。ケルセチンと2種の代謝物は、活性酸素種と過酸化脂質の生成を抑制し、グル...

ケルセチンとイソラムネチンはmiR-34aの下方調節を介してRAD51の発現を誘導して、ベンゾ[a]ピレンによる遺伝毒性を軽減する

Quercetin and Isorhamnetin Reduce Benzo[a]pyrene-Induced Genotoxicity by Inducing RAD51 Expression through Downregulation of miR−34a

著作名:
Min Kim
Seung-Cheol Jee
Min-Kyoung Shin
Dong-Hee Han
Kyung-Bin Bu
Seung-Cheol Lee
Bo-Young Jang
Jung-Suk Sung
出典:
International Journal of Molecular Sciences
2022
23
13125
DOI:
10.3390/ijms232113125
要旨:
ベンゾ[a]ピレンはDNAの二重らせんを破壊するが、ケルセチンとイソラムネチンが修復した。トランスクリプトーム解析の結果、ケルセチンとイソラムネチンは両方とも、DNA修復に関与する遺伝子の発現レベルを調節した。さらにRAD51をキ...

ケルセチンとイソラムネチンは、AhRおよびNRF2シグナル伝達経路を介する解毒酵素の調節により、ベンゾ[a]ピレンが誘発した毒性を軽減する

Quercetin and Isorhamnetin Attenuate Benzo[a]pyrene-Induced Toxicity by Modulating Detoxification Enzymes through the AhR and NRF2 Signaling Pathways

著作名:
Min Kim
Seung-Cheol Jee
Kyeong-Seok Kim
Hyung-Sik Kim
Kyoung-Nae Yu
Jung-Suk Sung
出典:
Antioxidants
2021
10
787
DOI:
10.3390/antiox10050787
要旨:
ベンゾ[a]ピレンの酸化体はDNAと不可逆的に結合し、突然変異と発癌の原因となる。ケルセチンおよびイソラムネチンは、ベンゾ[a]ピレンが惹起するラットの細胞毒を緩和したが、グルクロン酸抱合体には解毒作用がなかった。ケルセチンお...