ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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7件中 1-7件を表示

ケルセチンはマウスの腸内細菌叢を再形成して、水疱性口内炎ウィルス感染における抗ウィルス性の自然免疫応答を促進する

Dietary Flavonoid Quercetin Supplement Promotes Antiviral Innate Responses Against Vesicular Stomatitis Virus Infection by Reshaping the Bacteriome and Host Metabolome in Mice

著作名:
Tingting Li
Jinfeng Zhu
Qifeng Yu
Yinrui Zhu
Chao Wu
Xing Zheng
Nannan Chen
Pei Pei
Kai Yang
Kai Wang
Lin Hu
出典:
Molecular Nutrition & Food Research
2024
68
2300898
DOI:
10.1002/mnfr.202300898
要旨:
水疱性口内炎ウィルス(VSV)に感染したマウスにケルセチンを投与すると、インターフェロンの産出を促進し、炎症サイトカインの産出は抑制して保護効果を発揮した。ケルセチンは、VSVに起因する腸内毒素症を軽減し、かつ、脂質代謝に関...

ケルセチンによるエピジェネティックな制御: 生物学的メカニズムに焦点を当てた包括的な総説

Epigenetic regulation by quercetin: a comprehensive review focused on its biological mechanisms

著作名:
Jinfeng Zhu
Xiaju Cheng
Nenad Naumovski
Lin Hu
Kai Wang
出典:
Critical Reviews in Food Science and Nutrition
2024
64
in press
DOI:
10.1080/10408398.2023.2278760
要旨:
エピジェネティクスとは、DNA塩基配列の変化を伴わない、遺伝子発現の可逆的な修飾である。本総説では食物性のケルセチンに着目して、そのエピジェネティックな調節因子としての機能を論じる。すなわち、エピジェネティックなメカニズ...
要旨:
茶の木(Camellia sinensis)の害虫である尺取虫(Ectropis grisescens)が侵入すると、茶の木に含まれるケルセチン配糖体が増加し、アグリコンは減少した。この際、9種類のグルコース転移酵素の内、UGT89AC1が最も強力に発現した。UGT89A...

レスベラトロール・ケルセチン・クロロゲン酸の抗酸化作用の最適化デザイン: 機能性茶への応用

Conceptual functional-by-design optimisation of the antioxidant capacity of trans-resveratrol, quercetin, and chlorogenic acid: application in a functional tea

著作名:
Hazel Corrigan
Aoife Dunne
Niamh Purcell
Yuyang Guo
Kai Wang
Hongzhuan Xuan
Daniel Granato
出典:
Food Chemistry
2023
428
136764
DOI:
10.1016/j.foodchem.2023.136764
要旨:
抗酸化作用を最大化すべく、レスベラトロール・ケルセチン・クロロゲン酸の組合せを検討した。その結果、レスベラトロール73%とケルセチン27%の組合せにて、ラジカル消去作用を最大にした。この組合せは、マウス由来線維芽細胞L929のH...

ケルセチンは骨髄由来間葉系幹細胞の骨形成におけるTNF-αが誘発した障害を救済して、ラットの骨粗鬆症を改善する

Quercetin rescued TNF-alpha-induced impairments in bone marrow-derived mesenchymal stem cell osteogenesis and improved osteoporosis in rats

著作名:
Zhen Yuan
Jun Min
Yawen Zhao
Qingfeng Cheng
Kai Wang
Sijian Lin
Jun Luo
Hao Liu
出典:
American Journal of Translational Research
2018
10
4313–4321
DOI:
?
要旨:
Vivo: 卵巣摘出による骨粗鬆症のモデルラットにケルセチンを投与すると、腿節の骨密度を顕著に改善した。Vitro: 骨髄由来間葉系幹細胞をTNF-αで刺激すると、NF-κBが活性化してβ-カテニンの分解を促進するが、これをケルセチンが大幅に...

ケルセチンはTNF-αが誘導するメサンギウム細胞の増殖を抑制し、PTX3の産生を阻害する: NF-κBシグナル伝達経路の関与

Quercetin reduces TNF-α-induced mesangial cell proliferation and inhibits PTX3 production: Involvement of NF-κB signaling pathway

著作名:
Yue Liu
Chen Yu
Kai Ji
Xuekai Wang
Xin Li
Hua Xie
Yuqing Wang
Yuting Huang
Dong Qi
Huaying Fan
出典:
Phytotherapy Research
2019
33
2401-2408
DOI:
10.1002/ptr.6430
要旨:
ループス腎炎は、炎症性蛋白質PTX3が過剰発現し、メサンギウム細胞が盛んに増殖する症状を呈する。ケルセチンを同細胞に作用させると、PTX3の発現が阻害され、過剰な増殖が抑制できた。

イソラムネチンの処置はマウスの虚血性損傷から脳を保護する

Treatment with Isorhamnetin Protects the Brain Against Ischemic Injury in Mice

著作名:
Jin-Jing Zhao
Jin-Qing Song
Shu-Yi Pan
Kai Wang
出典:
Neurochemical Research
2016
41
1939–1948
DOI:
10.1007/s11064-016-1904-2
要旨:
マウスを中大脳動脈閉塞再灌流して、脳卒中のモデルとした。イソラムネチンを投与すると梗塞部分が減少し、カスパーゼ活性が弱まった。イソラムネチンは大脳のむくみを軽減し、血液脳関門の機能を改善し、密着結合蛋白質(オクルディン...