ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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2件中 1-2件を表示

ACE2/Ang1-7シグナル伝達による血管の正常化と抗炎症作用による虚血性脳卒中を治療する、3か所の標的に送達可能な、ルチンを基盤とする自己組織化ベクター

A Triple-Targeted Rutin-Based Self-Assembled Delivery Vector for Treating Ischemic Stroke by Vascular Normalization and Anti-Inflammation via ACE2/Ang1-7 Signaling

著作名:
Tingkui Zhao
Fujin He
Keqing Zhao
Lin Yuxia
Huanyu Li
Xingru Liu
Juan Cen
Shaofeng Duan
出典:
ACS Central Science
2023
9
1180–1199
DOI:
10.1021/acscentsci.3c00377
要旨:
ルチンの7位のフェノールとヒアルロン酸のカルボン酸部分とをエステル縮合し、残ったカルボン酸に、SS31(血液脳関門を通過して中枢のミトコンドリアに作用するペプチド)のリジン残基とアミド結合して、ルチン-ヒアルロン酸-SS31結合体...

3種類の標的を備えた水溶性ケルセチン複合体は、マイトファジーを活性化して、脳虚血にニューロン保護効果を発揮する

A Water-soluble Quercetin Conjugate with Triple Targeting Exerts Neuron-protective Effect on Cerebral Ischemia by Mitophagy Activation

著作名:
Juan Cen
Runfang Zhang
Tingkui Zhao
Xin Zhang
Chuan Zhang
Jie Cui
Keqing Zhao
Shaofeng Duan
Yuqi Guo
出典:
Advanced Healthcare Materials
2022
11
2200817
DOI:
10.1002/adhm.202200817
要旨:
ケルセチンにヒアルロン酸を結合して、水溶性が向上すると同時に、2つの標的を獲得した。すなわち、ヒアルロン酸はCD44と高い親和性を有し、ヒアルロニダーゼにより加水分解される性質が利用できる。ヒアルロン酸の次には、血液脳関門...