ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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4件中 1-4件を表示

アセチル化およびメチル化したケルセチン誘導体の、ヒト乳癌細胞における抗癌活性と分子メカニズム

Anticancer Activity and Molecular Mechanisms of Acetylated and Methylated Quercetin in Human Breast Cancer Cells

著作名:
Kozue Sakao
Shihomi Hamamoto
Daigo Urakawa
Ziyu He
De-Xing Hou
出典:
Molecules
2024
29
2408
DOI:
10.3390/molecules29102408
要旨:
ケルセチンにO-メチル化もしくはO-アセチル化を行うと、5位以外の4か所のフェノールが反応したメチル誘導体とアセチル誘導体を得た。アセチル誘導体は、ヒト由来乳癌細胞株MCF-7およびMDA-MB-231にアポトーシスを誘導し、増殖を顕著に...

蛍光色素カクテルを用いた多重薬物部位マッピングによる、ケルセチンと関連ポリフェノールのヒト血清アルブミンへの結合選択性

The binding selectivity of quercetin and its structure-related polyphenols to human serum albumin using a fluorescent dye cocktail for multiplex drug-site mapping

著作名:
Rie Mukai
Hitomi Okuyama
Miku Uchimura
Kozue Sakao
Miyu Matsuhiro
Mayumi Ikeda-Imafuku
Yu Ishima
Miyu Nishikawa
Shinichi Ikushiro
Akihiro Tai
出典:
Bioorganic Chemistry
2024
145
107184
DOI:
10.1016/j.bioorg.2024.107184
要旨:
ヒト血清アルブミンは血液の循環におけるフラボノイドの運搬を担う蛋白質であるが、サイトIおよびIIと呼ばれる2カ所の結合部位が存在する。蛍光色素を用いて比較した結果、ほとんどのフラボノイドはサイトIに選択的に結合し、相互作用...

新規ケルセチン-亜鉛(II)錯体によるHepG2およびHCT116へのアポトーシスの誘導: ケルセチンおよび亜鉛(II)の吸収増強

Apoptosis Induction in HepG2 and HCT116 Cells by a Novel Quercetin-Zinc (II) Complex: Enhanced Absorption of Quercetin and Zinc (II)

著作名:
Mizuki Nakamura
Daigo Urakawa
Ziyu He
Isao Akagi
De-Xing Hou
Kozue Sakao
出典:
International Journal of Molecular Sciences
2023
24
17457
DOI:
10.3390/ijms242417457
要旨:
新規ケルセチンー亜鉛錯体(Zn-Q)を合成し、構造を各種スペクトロスコピーで確認した。細胞培養培地にてケルセチンと亜鉛との共処理して得たキレート錯体(Q+Zn)は、Zn-Qとは異なる構造であった。両者とも優れた抗酸化作用を示し、ヒト...

ケルセチンのフェノールのアセチル化は細胞内吸収と持続性が増大して、HepG2細胞の抗癌活性が向上する

Hydroxyl Group Acetylation of Quercetin Enhances Intracellular Absorption and Persistence to Upregulate Anticancer Activity in HepG2 Cells

著作名:
Kozue Sakao
Hanako Saruwatari
Shohei Minami
De-Xing Hou
出典:
International Journal of Molecular Sciences
2023
24
16652
DOI:
10.3390/ijms242316652
要旨:
ケルセチンの5位を除く4カ所のフェノールをアセチル化した誘導体4Ac-Qは、ヒト由来肝癌細胞株HepG2の増殖阻害活性が、ケルセチンと比べて向上した。4Ac-QのHepG2への取込みは、ケルセチンの2.5倍であった。4Ac-Qはカスパーゼ-3および9...