ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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7件中 1-7件を表示

カドミウムがヤギ由来精巣細胞に誘発した遺伝毒性の媒介するアポトーシスは、ケルセチンが軽減する

Quercetin Supplementation Alleviates Cadmium Induced Genotoxicity-Mediated Apoptosis in Caprine Testicular Cells

著作名:
Harish Panchal
Jitender Kumar Bhardwaj
出典:
Biological Trace Element Research
2024
202
1–14
DOI:
10.1007/s12011-023-04038-8
要旨:
コメットアッセイによる変異原性試験の結果、カドミウムはヤギ由来精巣細胞に多くの種類の遺伝毒性を誘発した。50および100 μMのカドミウム濃度における尾部DNAの損傷はそれぞれ、75.78±1.49および94.65±0.95%であった。カドミウムは...
要旨:
活性酸素種を標的とする、ケルセチンの抗癌作用に関する総説。まず、ケルセチンの構造と癌細胞および癌肝細胞における活性酸素種の発生メカニズムを概説する。本論では、ケルセチンの挙動に関して、活性酸素種の除去・活性酸素種によ...

尿路病原体セラチア菌に対するケルセチンの作用機序の新しい洞察

New insights into the antibacterial mode of action of quercetin against uropathogen Serratia marcescens in-vivo and in-vitro

著作名:
Suganya Kannan
Jeyakumar Balakrishnan
Ambujam Govindasamy
R. Arunagiri
出典:
Scientific Reports
2022
12
21912
DOI:
10.1038/s41598-022-26621-0
要旨:
ケルセチンは、尿路病原体であるセラチア菌のクオラムセンシングを阻害した。その結果、クオラムセンシングが媒介する、バイオフィルム形成・菌体外多糖の産出・群れ運動・プロジギオシン(赤色色素)の産出を阻害した。ケルセチンはま...

ストレプトゾトシンがラットに誘発した糖尿病における、ケルセチンの記憶機能障害に対する改善効果

Ameliorative effect of quercetin on memory dysfunction in streptozotocin-induced diabetic rats

著作名:
Pravinkumar Bhutada
Yogita Mundhada
Kuldeep Bansod
Chetan Bhutada
Santosh Tawari
Pankaj Dixit
Dharmendra Mundhada
出典:
Neurobiology of Learning and Memory
2010
94
293-302
DOI:
10.1016/j.nlm.2010.06.008
要旨:
ストレプトゾトシンでラットに糖尿病を惹起して30日後に、モリスの水迷路と高架式十字迷路にて認知機能を試験した。その結果、顕著なスコアの低下が見られた。ケルセチンの投与は、スコアの改善と共に、血糖値の低下と体重の増加も認...

カドミウムがヤギ精巣胚細胞に誘発した毒性に対する、ケルセチンによるin vitro緩和における超微細構造の解析

Ultrastructural analysis of cadmium-induced toxicity and its alleviation by antioxidant quercetin in caprine testicular germ cells in vitro

著作名:
Harish Panchal
Som Nath Sachdeva
Jitender Kumar Bhardwaj
出典:
Ultrastructural Pathology
2022
46
259-267
DOI:
10.1080/01913123.2022.2060396
要旨:
ヤギ由来精巣胚細胞にカドミウムで毒性を誘発し、ケルセチンの緩和作用を透過型電子顕微鏡でモニタした。10および50 µMの低濃度では、カドミウムは精巣細胞にアポトーシスを介した毒性を誘発した。また100 µMの高濃度では、アポトーシ...

カドミウムがヤギの精巣細胞に誘発した酸化毒性とアポトーシスは、ケルセチンが軽減する

Quercetin mediated attenuation of cadmium-induced oxidative toxicity and apoptosis of spermatogenic cells in caprine testes in vitro

著作名:
Jitender Kumar Bhardwaj
Harish Panchal
出典:
Environmental and Molecular Mutagenesis
2021
62
374-384
DOI:
10.1002/em.22450
要旨:
カドミウムで毒性を惹起したヤギの精巣細胞に、ケルセチン処置した際の緩和効果を検証した。カドミウムを起因とするアポトーシスの頻度は、ケルセチンを添加すると減少した。カドミウムが増大したマロンジアルデヒドはケルセチンが減...

ケルセチン予防: ラットの肺における酸化ストレス・ホスホジエステラーゼ-5活性・経血管漏出の低酸素媒介性増加を防ぐ新しいアプローチ

Quercetin Prophylaxis: A Novel Approach to Prevent Hypoxia-Mediated Increase in Oxidative Stress, Pde-5 Activity and Transvascular Leakage in the Lungs of Rats

著作名:
Tripathi A
Kumar B
Kumar M
Kaur P
Sagi SSK
出典:
Journal of Pulmonary Medicine & Respiratory Research
2021
2021
10.24966/PMRR-0177/100041
DOI:
10.24966/PMRR-0177/100041
要旨:
ラットにケルセチンかタダラフィルのいずれかを投与して1時間後に、7,620 mの低酸素状態に6時間曝した。薬物間の効果を比較したところ、ケルセチンは有意に肺中の活性酸素とマロンジアルデヒドを減少し、GSHを増大し、ホスホジエステ...