ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

論文検索

キーワード
筆者名
タイトル
雑誌名
発行年
DOI
キーワード
検索結果:
4件中 1-4件を表示

ケルセチンとアジスロマイシンとの併用は炎症を阻害して、卵管因子によるラットの不妊症を効果的に改善する

Quercetin of huoxuehuayu tongluo decoction and azithromycin combination therapy effectively improves rat tubal factor infertility by inhibiting inflammation

著作名:
Liang Shao
Nansu Wang
Yan Yan
Yali Tan
Qin Wu
Lei Lei
Mingming Wang
Ling Liu
出典:
Iranian Journal of Basic Medical Sciences
2024
27
685-694
DOI:
10.22038/IJBMS.2024.72049.15662
要旨:
クラミジアに感染したラットを、卵管因子による不妊症のモデルとした。ケルセチンとアジスロマイシンとの併用療法は、妊娠率と産子数の両方が大幅に増加した。組合せは、卵管水腫の症状と卵管組織の炎症性損傷を軽減した。組合せはま...

予測不能な慢性軽度のストレスが誘発したうつ病マウスモデルにて、ケルセチンは脳のアポトーシスを軽減する

Quercetin attenuates brain apoptosis in mice with chronic unpredictable mild stress-induced depression

著作名:
Chenjie Ge
Shiliang Wang
Xuqi Wu
Lilei Lei
出典:
Behavioural Brain Research
2024
465
114934
DOI:
10.1016/j.bbr.2024.114934
要旨:
予測不可能で慢性的な軽度ストレスで惹起したうつ病のモデルマウスに、ケルセチンもしくはフルオキセチン(選択的セロトニン再取り込み阻害剤、ポジコンとして)をそれぞれ投与した。両者とも、スクロース嗜好試験・新奇摂食抑制試験・...

コルチコステロンが誘発した神経炎症と酸化的損傷を抑制して、ケルセチンはマウスのうつ様行動を軽減する

Quercetin mitigates depression-like behavior via the suppression of neuroinflammation and oxidative damage in corticosterone-induced mice

著作名:
Chenjie Ge
Shiliang Wang
Xuqi Wu
Lilei Lei
出典:
Journal of Chemical Neuroanatomy
2023
132
102313
DOI:
10.1016/j.jchemneu.2023.102313
要旨:
うつ様行動の評価モデルは、マウスにコルチコステロン(20 mg/kg)を皮下注射して確立した。ケルセチンの投与は、オープンフィールド試験・強制水泳試験・高架式十字迷路試験のスコアを改善して、うつ様行動を軽減した。ケルセチンは、...

ケルセチンはmiR-145を上方調節し、TGF-β1/Smad2/Smad3経路を阻害して、子宮内膜間質細胞の線維形成を調節する

Quercetin regulates fibrogenic responses of endometrial stromal cell by upregulating miR-145 and inhibiting the TGF-β1/Smad2/Smad3 pathway

著作名:
Jia Xu
Ya-Li Tan
Qi-Ying Liu
Zi-Chun Huang
Zong-Hui Qiao
Tai Li
Zhi-Qiang Hu
Lei Lei
出典:
Acta Histochemica
2020
122
151600
DOI:
10.1016/j.acthis.2020.151600
要旨:
ケルセチンが子宮内膜間質組織の線維化を抑制するメカニズムを解明した。ヒト由来子宮内膜間質細胞をTGF-β1で刺激すると、マイクロRNAmiR-145の発現が減少し増殖が抑制される一方で、リン酸化されたSmad2/3が増大した。この状態をケル...