ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

論文検索

キーワード
筆者名
タイトル
雑誌名
発行年
DOI
キーワード
検索結果:
5件中 1-5件を表示

ケルセチンの肝保護作用におけるp62/Keap1/Nrf2抗酸化シグナル伝達経路とJNKの関与

The involvement of p62–Keap1–Nrf2 antioxidative signaling pathway and JNK in the protection of natural flavonoid quercetin against hepatotoxicity

著作名:
Li-Li Ji
Yu-Chen Sheng
Zhi-Yong Zheng
Liang Shi
Zheng-tao Wang
出典:
Free Radical Biology and Medicine
2015
85
12-23
DOI:
10.1016/j.freeradbiomed.2015.03.035
要旨:
ヒト肝細胞株L02にケルセチンを投与すると、各種化学物質が誘発した細胞毒性を軽減した。ケルセチンはNrf2の核転写を促進して、ARE依存性遺伝子の発現を上方調節した。ケルセチンはKeap1の発現には影響を及ぼさなかったが、分子ドッキ...

ケルセチンとバイカレインは、モノクロタリンがラット肝に誘発した類洞閉塞症候群を抑制する

Quercetin and baicalein suppress monocrotaline-induced hepatic sinusoidal obstruction syndrome in rats

著作名:
Jiaqi Zhang
Yuchen Sheng
Liang Shi
Zhiyong Zheng
Minwei Chen
Bin Lu
Lili Ji
出典:
European Journal of Pharmacology
2017
795
160-168
DOI:
10.1016/j.ejphar.2016.12.015
要旨:
モノクロタリンで惹起した類洞閉塞症候群のモデルラットに、ケルセチンもしくはバイカレインを投与した。その結果、モノクロタリンがもたらした肝中のMPOの活性化とNF-κBの転写を軽減し、Nrf2を増大して肝組織のマロンジアルデヒドを...
要旨:
韃靼そばはルチンを多く含み、ルチンからケルセチンへの加水分解による変換こそが、独特の苦みの根底にある。ルチン加水分解遺伝子を同定すべく、韃靼そばの遺伝資源の中心にある200の遺伝子型を、30倍のカバレッジ深度で再配列した。...

ケルセチンはCaSR/CaMKIIシグナル伝達経路を阻害して、ゼアラレノンがブタ腎上皮細胞に誘発したアポトーシスとネクロトーシスを軽減する

Quercetin alleviates zearalenone-induced apoptosis and necroptosis of porcine renal epithelial cells by inhibiting CaSR/CaMKII signaling pathway

著作名:
Shasha Chen
Tong Xu
Anqi Xu
Jiahong Chu
Dongliu Luo
Guangliang Shi
Shu Li
出典:
Food and Chemical Toxicology
2023
182
114184
DOI:
10.1016/j.fct.2023.114184
要旨:
ゼアラレノンはマイコトキシンの一種であり、腎毒性を誘発する。ブタ由来腎上皮細胞PK15をゼアラレノン(80 μM)で刺激すると、細胞内の活性酸素種とマロンジアルデヒドが上昇し、抗酸化システムが下方調節され、アポトーシスおよびネク...

ジャスモン酸によるFtBPM3の蓄積は、韃靼そばのFtERF-EAR3分解とルチンの生合成を促進する

JA-induced FtBPM3 accumulation promotes FtERF-EAR3 degradation and rutin biosynthesis in Tartary buckwheat

著作名:
Mengqi Ding
Yuqi He
Kaixuan Zhang
Jinbo Li
Yaliang Shi
Mengyu Zhao
Yu Meng
Milen I. Georgiev
Meiliang Zhou
出典:
The Plant Journal
2022
110
323-334
DOI:
10.1111/tpj.15800
要旨:
韃靼そばにルチンが豊富に含まれるのは何故か、分子レベルで解明した。韃靼そばに存在する遺伝子FtF3Hのプロモーター領域であるGCCボックスを破壊すると、ルチンの蓄積が減少した。また、核に局在するヘテロダイマーFtERF-EAR3は、GCC...