ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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4件中 1-4件を表示

予防的なケルセチンの投与はマクロファージのM2様分極を促進して、心筋梗塞後の生存を促進し、有害な心室リモデリングを軽減する

Preventive Administration of Quercetin Promotes Survival and Reduces Adverse Ventricular Remodeling after myocardial infarction through facilitating M2-like macrophage polarization

著作名:
Lexun Wang
Shaolin Lin
Quxing Wei
Tongjun Li
Quqian Mo
Ruining Bai
Jiaojiao Feng
Angyu Zhan
Xiao Yang
Xianglu Rong
Jiao Guo
出典:
International Immunopharmacology
2025
151
114296
DOI:
10.1016/j.intimp.2025.114296
要旨:
ケルセチンを前投与したマウスは対照群と比べて顕著に、左前下行枝の結紮で心筋梗塞を惹起した後の生存率が向上した。ケルセチンは左室駆出率と左室内径短縮率を減少し、梗塞部分を縮小し、心筋線維化と心肥大を軽減した。ケルセチン...
要旨:
Vitro: ヒペロシドはアミロイドβに直接結合するため、その凝集を抑制した。その結果、ヒペロシドは海馬神経細胞HT22にアミロイドβがもたらす毒性を軽減した。ヒペロシドはまた、小胞体からミトコンドリアに間のカルシウムシグナル伝達...

ルチンはb’xドメインに結合して、プロテインジスルフィドイソメラーゼ(PDI)を阻害する

Quercetin-3-rutinoside Inhibits Protein Disulfide Isomerase by Binding to Its b′x Domain

著作名:
Lin Lin
Srila Gopal
Anish Sharda
Freda Passam
Sheryl R. Bowley
Jack Stopa
Guangpu Xue
Cai Yuan
Barbara C. Furie
Robert Flaumenhaft
Mingdong Huang
Bruce Furie
出典:
Journal of Biological Chemistry
2015
290
23543-23552
DOI:
10.1074/jbc.M115.666180
要旨:
ルチンとPDIとの相互作用の様式を、初めて明らかにした。ルチンはPDIのb′xドメインに直接結合して、阻害作用を発揮する。マウスの血栓症モデルにb′xドメインを注入すると、ルチンが阻害した血栓形成が復活した。なお、b′xドメイン単独...
要旨:
血小板の凝集とフィブリン(繊維状の蛋白質)の形成を担う酵素PDIの阻害物質をスクリーニングした結果、イソケルセチンとルチンをベストと見出した。血小板の凝集・静脈内皮細胞のフィブリン形成とを、細胞レベルでアッセイした結果、ル...