ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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3件中 1-3件を表示

実験とネットワーク薬理学に基づく、リポ多糖が誘発した流産におけるケルセチンの保護効果

Protective effect of quercetin on lipopolysaccharide‑induced miscarriage based on animal experiments and network pharmacology

著作名:
Shuangyu Wu
Ye Tian
Qiying Zhang
Zhujing Fu
Huizhen Lan
Xuanle Zhou
Ling Ma
Yiyun Lou
出典:
Molecular Medicine Reports
2024
29
99
DOI:
10.3892/mmr.2024.13223
要旨:
妊娠7日目のマウスにリポ多糖を注射して、自然流産のモデルとした。妊娠3~8日目にケルセチンを投与すると、胚の喪失率が著しく低下し、生存する胚の重量が増加した。別途実施したネットワーク薬理学において、自然流産におけるケルセ...

イソラムネチンはmTORシグナル伝達経路を阻害して、リポ多糖が誘発した急性肺損傷を軽減する

Isorhamnetin alleviates lipopolysaccharide-induced acute lung injury by inhibiting mTOR signaling pathway

著作名:
Bo Yang
Ling Ma
Yuli Wei
Yunyao Cui
Xiaohe Li
Yiying Wei
Shanshan Zhang
Liang Zhang
Honggang Zhou
Guangshun Wang
Xiaoping Li
出典:
Immunopharmacology and Immunotoxicology
2022
44
387-399
DOI:
10.1080/08923973.2022.2052892
要旨:
マウスと肺胞上皮細胞の両方をリポ多糖で刺激して、急性肺損傷の動物もしくは細胞モデルとした。イソラムネチンは、mTORシグナルの活性化を阻害し、肺胞上皮細胞のオートファジーを促進して、vivoとvitroの両方で肺損傷を軽減した。イ...

ケルセチンはミクログリア表現型の形質転換を介する脱髄の緩和により、血管性認知症のマウスの神経精神症状を軽減する

Quercetin Alleviates Demyelination Through Regulating Microglial Phenotype Transformation to Mitigate Neuropsychiatric Symptoms in Mice with Vascular Dementia

著作名:
Zihu Tan
Guang Yang
Jing Qiu
Wenjing Yan
Yu Liu
Zhengling Ma
Jia Li
Jing Liu
Nan Shan
出典:
Molecular Neurobiology
2022
59
3140–3158
DOI:
10.1007/s12035-021-02712-3
要旨:
マウスの脳を低灌流状態にして惹起した、不安やうつ病を含む神経精神障害は、ケルセチンが緩和した。脳の低灌流により脱髄は劇的に悪化し、ミエリン鞘の厚さは明らかに減少したが、ケルセチンの投与が改善した。ケルセチンはミクログ...