ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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6件中 1-6件を表示

ケルセチンを担持した固体脂質ナノ粒子の安定性とラットの肺への沈着: 界面活性剤の効果

Quercetin Solid Lipid Microparticle Stability and Deposition in Rat Lungs: A Study of Surfactant Effect

著作名:
Dewi Melani Hariyadi
Siti Nasikatus Sairiyah
Fakhrinnisa Wildani Rahman
Muhammad Agus Syamsur Rijal
Noorma Rosita
Mahardian Rahmadi
出典:
Science and Technology Indonesia
2024
9
682-696
DOI:
10.26554/sti.2024.9.3.682-696
要旨:
油脂にcompritol 888 ATOを用い、界面活性剤にポロキサマー188を用いて、ケルセチンを担持した固体脂質ナノ粒子を調製した。得られたナノ粒子は、ABTS法にて優れたラジカル消去活性を示した。ナノ粒子をラットに吸入すると、ケルセチ...
要旨:
微小球システムを用いるケルセチンの送達法を開発するにあたり、アルギン酸の配合を最適化した。アルギン酸濃度が1, 1.5, 2%のケルセチンを含む微小球を、それぞれ調製した。得られた微小球のサイズは6.53~8.34 μmであり、ケルセチン...

急に出現した捕食者による本能的な恐怖と行動の混乱は、ケルセチンが軽減する

Quercetin attenuates acute predator stress exposure-evoked innate fear and behavioral perturbation

著作名:
Putri Anggreini
Chrismawan Ardianto
Mahardian Rahmadi
Junaidi Khotib
出典:
Journal of Basic and Clinical Physiology and Pharmacology
2019
30
20190242
DOI:
10.1515/jbcpp-2019-0242
要旨:
捕食者が急激に出現する襲撃ストレスを3日間継続して与えられたマウスは、行動評価テストにて、うつ様・不安様・凍り付く行動が顕著に増えた。しかし、認知機能と探索行動には変化がなく、襲撃ストレスの影響を受けなかった。襲撃スト...
要旨:
頸動脈を4時間閉塞して、マウスに虚血性脳卒中を惹起した。T字迷路試験の結果、脳卒中に起因する認知障害を示唆したが、ケルセチンは濃度依存的にスコアを改善した。ケルセチンは、脳卒中で減少した海馬中の4型メラノコルチン受容体(M...

高脂肪食がマウスに誘発した非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)における、SREBP-1cmRNAの発現へのケルセチンの効果

The effects of quercetin on the expression of SREBP-1c mRNA in high-fat diet-induced NAFLD in mice

著作名:
Jamal Nasser Saleh Al-maamari
Mahardian Rahmadi
Sisca Melani Panggono
Devita Ardina Prameswari
Eka Dewi Pratiwi
Chrismawan Ardianto
Santhra Segaran Balan
Budi Suprapti
出典:
Journal of Basic and Clinical Physiology and Pharmacology
2021
32
637-644
DOI:
10.1515/jbcpp-2020-0423
要旨:
マウスに高脂肪食を与え続ると、非アルコール性脂肪肝疾患 (NAFLD)の症状を示し、SREBF1(脂質生成における転写調節因子)のmRNAの発現が増大する。高脂肪食を通常食に切替えると、これらの異常が治まる。ケルセチンの共投与も同様に、...

マウスのニコチン摂取に伴う快感は、ケルセチンが打ち消す

The effects of quercetin on nicotine-induced reward effects in mice

著作名:
Mahardian Rahmadi
Dian Suasana
Silvy Restuning Lailis
Dinda Monika Nusantara Ratri
Chrismawan Ardianto
出典:
Journal of Basic and Clinical Physiology and Pharmacology
2021
32
327–333
DOI:
10.1515/jbcpp-2020-0418
要旨:
ニコチンもしくはニコチンを含む煙草抽出物を投与したマウスに、条件付け場所嗜好性試験(パブロフの犬を厳密な実験系に仕上げた評価法)を行うと、有意な依存性を示した。しかし、ケルセチンを共投与すると依存性を示さなくなった。こ...