ケルセチンを担持したナノ粒子を含む無細胞脊髄足場は、脊髄損傷したラットの機能回復にて抗炎症作用を担う
Acellular spinal cord scaffold containing quercetin-encapsulated nanoparticles plays an anti-inflammatory role in functional recovery from spinal cord injury in rats
- 出典:
- Inflammopharmacology
- 2024
- 32
- 2505–2524
- DOI:
- 10.1007/s10787-024-01478-z
- 要旨:
- ケルセチンを担持したウシ血清アルブミンナノ粒子は、粒径が203 nm、ゼータ電位が−38 mV、封入効率は96%であった。得られたナノ粒子を用いて無細胞脊髄足場を調製したところ、壁上におけるナノ粒子の均等な分布を確認した。脊髄損傷の...