ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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ポドフィロトキシンとルチンの組合せは、致死的な放射線照射が誘発したマウスの造血抑制を復活させる

Prophylactic administration of podophyllotoxin and rutin combination assists the revival of radiation-induced hematopoietic suppression in lethally irradiated mice

著作名：
Rajiv Ranjan
Bhargab Kalita
Abhinav Singh
M.H. Yashavarddhan
Hridayesh Prakash
Manju Lata Gupta
出典：
Biochemical and Biophysical Research Communications
2021
549
214-220
DOI：
10.1016/j.bbrc.2021.02.085
電子ジャーナル
要旨：
ルチンとポドフィロトキシンとの組合せは、放射線による脊髄の抑制を緩和し、照射によるマウスの死の83%を予防した。コンビはまた、造血前駆細胞とサイトカインの応答を調節して、骨髄を再構成した。

ポドフィロトキシンとルチンの組合せは、サイトカイン・細胞周期の進行・アポトーシスを調節して、放射線がマウスに誘発したリンパ造血系の損傷を軽減する

A combined prophylactic modality of podophyllotoxin and rutin alleviates radiation induced injuries to the lymphohematopoietic system of mice by modulating cytokines, cell cycle progression, and apoptosis

著作名：
Savita Verma
Manju Lata Gupta
Kamal Kumar
出典：
Free Radical Research
2020
54
497-516
DOI：
10.1080/10715762.2020.1805447
電子ジャーナル
要旨：
ルチンとポドフィロトキシンとの組合せは、放射線によるリンパ球造血系への損傷を緩和した。マウスに予め投与した組合せは、Bcl2の上方調節およびBax・p53・カスパーゼ３の下方調節を介して、胸腺細胞のアポトーシスを顕著に抑制した。

ポドフィロトキシンとルチンの組合せは、放射線がマウスに誘発した胃腸のプロテオームの変化を調節する

Combination of podophyllotoxin and rutin modulate radiation-induced alterations of jejunal proteome in mice

著作名：
Sania Bajaj
Syed Imteyaz Alam
Basir Ahmad
Humaira Farooqi
Manju Lata Gupta
出典：
International Journal of Radiation Biology
2020
96
879-893
DOI：
10.1080/09553002.2020.1741721
電子ジャーナル
要旨：
ルチンとポドフィロトキシンとの組合せは、マウスにガンマ線を放射した際に、代謝および生合成経路の鍵蛋白質の損傷を抑制し、胃腸のプロテオーム(蛋白質の総体)を急速に回復させた。

ポドフィロトキシンとルチンは、マウスの骨髄と脾臓に電離放射線が誘発する酸化ストレスとアポトーシス細胞死を調節する

Podophyllotoxin and Rutin Modulates Ionizing Radiation-Induced Oxidative Stress and Apoptotic Cell Death in Mice Bone Marrow and Spleen

著作名：
Abhinav Singh
M. H. Yashavarddhan
Bhargab Kalita
Rajiv Ranjan
Sania Bajaj
Hridayesh Prakash
Manju Lata Gupta
出典：
Frontiers in Immunology
2017
8
183
DOI：
10.3389/fimmu.2017.00183
電子ジャーナル
要旨：
ルチンとポドフィロトキシンとの組合せは、マウスにガンマ線を放射した際の酸化ストレスと、付随する骨髄と脾臓の細胞死を軽減した。

ポドフィロトキシンとルチンの組合せは、炎症を調節して、放射線が誘発したマウスの肺炎と線維症を軽減する

A Combination of Podophyllotoxin and Rutin Alleviates Radiation-Induced Pneumonitis and Fibrosis through Modulation of Lung Inflammation in Mice

著作名：
Savita Verma
Bhargab Kalita
Sania Bajaj
Hridayesh Prakash
Ajay Kumar Singh
Manju Lata Gupta
出典：
Frontiers in Immunology
2017
8
658
DOI：
10.3389/fimmu.2017.00658
電子ジャーナル
要旨：
ルチンとポドフィロトキシンとの組合せは、マウスにガンマ線を放射した際に起こる肺の炎症(過敏性肺炎および線維化)を軽減した。

ポドフィロトキシンとルチンの組合せは、致死的な放射線障害からマウス由来腸幹細胞Lgr5+ veを保護し、Wntシグナル伝達を介して生存を促進する

Combination treatment of podophyllotoxin and rutin promotes mouse Lgr5+ ve intestinal stem cells survival against lethal radiation injury through Wnt signaling

著作名：
Bhargab Kalita
Rajiv Ranjan
Manju Lata Gupta
出典：
Apoptosis
2019
24
326–340
DOI：
10.1007/s10495-019-01519-x
電子ジャーナル
要旨：
ルチンとポドフィロトキシンを組合せると、放射線による腸陰窩幹細胞の損傷を緩和することが知られているが、その詳細なメカニズムを解明した。2剤の組合せは、Wnt/β-カテニン経路のシグナル伝達を活性化し、腸陰窩幹細胞の再生に寄与...