ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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肝癌細胞株HepG2にて、ケルセチンはp53を誘導し、PI3KおよびPKCを下方調節して抗発癌作用を発揮する

Anticarcinogenic action of quercetin by downregulation of phosphatidylinositol 3-kinase (PI3K) and protein kinase C (PKC) via induction of p53 in hepatocellular carcinoma (HepG2) cell line

著作名:
Akhilendra Kumar Maurya
Manjula Vinayak
出典:
Molecular Biology Reports
2015
42
1419–1429
DOI:
10.1007/s11033-015-3921-7
要旨:
ヒト由来肝癌細胞株HepG2にケルセチンを作用すると、活性酸素種の蓄積を阻害した。その結果、活性酸素種がもたらすPI3K・PKC・COX-2の発現も抑制できた。ケルセチンはまた、HepG2内のp53とBaxの発現を促進した。

活性酸素種を介するERK1/2シグナル伝達の調節と脊髄グリア活性化の阻害により、ケルセチンはフロイント完全アジュバントに起因する慢性炎症性痛覚過敏をin vivoで改善する

Quercetin Ameliorates CFA-Induced Chronic Inflammatory Hyperalgesia via Modulation of ROS-Mediated ERK1/2 Signaling and Inhibition of Spinal Glial Activation In Vivo

著作名:
Sanjay Kumar
Manjula Vinayak
出典:
NeuroMolecular Medicine
2020
22
517–533
DOI:
10.1007/s12017-020-08609-z
要旨:
フロイント完全アジュバント(CFA)で惹起した痛覚過敏モデルを用いる、ケルセチンの薬効評価。CFAは、熱刺激によって後肢をどけるまでの時間を短くし、脊髄中のc-Fos・ERK1/2・NF-κBを活性化した。後根神経節では、上記のマーカーに加...