ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

論文検索

キーワード
筆者名
タイトル
雑誌名
発行年
DOI
キーワード
検索結果:
8件中 1-8件を表示

還元型酸化グラフェンナノ粒子に曝露したゼブラフィッシュ(Danio rerio)の行動・生化学・肝組織の変化におけるルチンの影響

Effect of Rutin on the Behavioural, Biochemical and Liver Morphological Changes in Danio Rerio Exposed to Reduced Graphene Oxide (Rgo) Nanoparticles

著作名:
Briska Jifrina Premnath
Manoj Kumar Srinivasan
Namasivayam Nalini
出典:
Biosciences Biotechnology Research Asia
2024
21
211-228
DOI:
10.13005/bbra/3217
要旨:
ゼブラフィッシュに還元型酸化グラフェンナノ粒子を投与すると、肝組織のうっ血と壊死・肝細胞の空胞形成・肝板間隙の拡大を誘発した。しかし、ルチンの共投与は用量依存的にこの様な異常を改善して、肝保護効果を示した。ルチンは肝...

急性低圧低酸素ストレス下にて、ケルセチンはレニン-アンジオテンシン-アルドステロン軸を調節して腎保護効果を発揮する

Quercetin prophylaxis protects the kidneys by modulating the renin–angiotensin–aldosterone axis under acute hypobaric hypoxic stress

著作名:
Vaishnavi Rathi
Sarada S. K. Sagi
Amit Kumar Yadav
Manoj Kumar
Rajeev Varshney
出典:
Scientific Reports
2024
14
7617
DOI:
10.1038/s41598-024-58134-3
要旨:
高度25,000フィート(7,620 m)に相当する低圧低酸素下に晒したラットは、血中の活性酸素種とマロンジアルデヒドが上昇し、GPxとカタラーゼは減少した。しかし、1時間前にケルセチンを投与すると、低圧低酸素による酸化ストレスを著しく...

酸化ジルコニウム(ZrO2)ナノ粒子がゼブラフィッシュに誘発した、行動的・生化学的・組織形態学的な変化に対するルチンの改善効果

Ameliorative Effect of Rutin against Zirconium Oxide (ZrO2) Nanoparticle induced Behavioural, Biochemical and Tissue Morphological Changes in Danio rerio

著作名:
Briska Jifrina Premnath
Bichandarkoil Jayaram Pratima
Ragunath Ravichandiran
Manoj Kumar Srinivasan
Namasivayam Nalini
出典:
Pharmacognosy Research
2023
15
785-795
DOI:
10.5530/pres.15.4.083
要旨:
酸化ジルコニウムナノ粒子を投与したゼブラフィッシュは、各種行動試験(T字迷路試験・新奇水槽試験・明暗箱試験)のスコアを用量依存的に悪化して、記憶障害と不安行動の増大を示唆したが、ルチンの共投与で改善した。ルチンはSOD・カ...

クルクミンとケルセチンとの組合せ: 腎毒性で失われた土台を取り戻す

Combination of Curcumin and Quercetin: Reclaiming the Lost Ground Against Nephrotoxicity

著作名:
Manoj Kumar Yadav
Vishal Kumar Vishwakarma
Jayesh Dwivedi
Prabhat Kumar Upadhyay
出典:
Current Bioactive Compounds
2023
19
e190422203783
DOI:
10.2174/1573407218666220419121336
要旨:
免疫抑制剤のシクロホスファミドをラットに投与した。その結果、血中のマロンジアルデヒド・クレアチニン・尿素窒素が上昇し、GSHは減少して、腎組織に酸化ストレスを惹起した。ケルセチンとクルクミンとの組合せを予め投与すると、こ...

ペンチレンテトラゾールがマウスに誘発したキンドリングてんかんと行動の合併症におけるケルセチンの神経保護効果: ラモトリギン・ガバペンチンとの併用

Neuroprotective Efficacy of Quercetin with Lamotrigine and Gabapentin Against Pentylenetetrazole-induced Kindling and Associated Behavioral Comorbidities in Mice

著作名:
Aman Shrivastava
Jeetendra Kumar Gupta
Manoj Kumar Goyal
出典:
Indian Journal of Pharmaceutical Education and Research
2022
56
s659-s668
DOI:
10.5530/ijper.56.4s.212
要旨:
ペンチレンテトラゾールで惹起したてんかんのモデルマウスを用いて、既存薬とケルセチンの薬効を評価した。ペンチレンテトラゾールは発作スコアが上昇したが、予め薬物を投与すると軽減した。発作スコアの軽減を指標とする効果の順序...
要旨:
ケルセチンの抗癌作用に関するvitro実験の総説で、3部で構成される。第1部ではケルセチンが調節するシグナル伝達経路を、Wnt/β‑カテニン・PI3K/AKT・JAK/STAT・MAPK・p53とNF‑ĸBを介するアポトーシス・オートファジー・ヘッジホッグに...

ルチンで抗生物質耐性を克服する

Rutin : A Potential Antibiotic Resistance Modifying Agent

著作名:
Anupma Malik
Manoj Kumar
Sulekha Chahal
Poonam Yadav
Sudhir Kumar Kataria
Sunita Dalal
出典:
Annals of Biology
2022
38
1-4
DOI:
?
要旨:
多剤耐性を獲得したグラム陽性菌5株とクラム陰性菌3株を対象に、各種抗生物質と植物由来天然物との組合せの抗菌作用を調査した。その結果、ルチンが最も優れた耐性克服効果を示した。没食子酸・サリチル酸・ベルベリン・ルチン・ケル...

低酸素がラットに誘発した肺胞液クリアランス障害における、β2アドレナリン受容体の強力な感作物質としてのケルセチン

Efficacy of Quercetin as a potent sensitizer of β2-AR in combating the impairment of fluid clearance in lungs of rats under hypoxia

著作名:
Ankit Tripathi
Manoj Kumar
Punit Kaur
Bhuvnesh Kumar
Sarada S.K. Sagi
出典:
Respiratory Physiology & Neurobiology
2020
273
103334
DOI:
10.1016/j.resp.2019.103334
要旨:
短時間作用性β2アドレナリン受容体刺激剤サルブタモール vs. ケルセチンの比較。ラットに予め薬物を投与した後、低酸素状態に6時間置いた時の肺胞液クリアランスを調べた。その結果、ケルセチンの方が優れた効果を示した。