ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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8件中 1-8件を表示

銀ナノ粒子とケルセチンを含む蜂の巣状のチタンインターフェースは、殺菌作用とマクロファージの再プログラミングにより、感染に起因する炎症を緩和する

Silver-quercetin-loaded honeycomb-like Ti-based interface combats infection-triggered excessive inflammation via specific bactericidal and macrophage reprogramming

著作名:
Ning Yang
Ting Wu
Meng Li
Xianli Hu
Ruixiang Ma
Wei Jiang
Zheng Su
Rong Yang
Chen Zhu
出典:
Bioactive Materials
2025
43
48-66
DOI:
10.1016/j.bioactmat.2024.09.012
要旨:
多孔質チタンの表面を銀ナノ粒子とケルセチンでコーティングして、インプラント用の新規素材を開発した。銀イオンとケルセチンの同時放出で、インプラント周囲の細菌感染による炎症の防止を目的とする。銀イオンは大腸菌と黄色ブドウ...

大黄(Rheum palmatum)から単離した新規フラボノイド糖転移酵素の同定と触媒機能の評価

Identification and functional characterization of a new flavonoid glycosyltransferase from Rheum palmatum

著作名:
Shiwen Zhang
Jianzhen Zou
Zitong Hao
Mengqi Gao
Gang Zhang
Mengmeng Liu
出典:
Chinese Herbal Medicines
2024
16
in press
DOI:
10.1016/j.chmed.2024.08.003
要旨:
大黄(Rheum palmatum)から、フラボノイド糖転移酵素RpUGT1を新規に単離した。RpUGT1の遺伝子を組込んだ大腸菌に各種フラボノイドを作用して、RpUGT1の触媒活性を評価した。なお、糖供与体にはUDP-グルコシドを用いた。RpUGT1は、イソ...

ケルセチンはTGF-β1/PI3K/AKT経路を遮断し、中皮間葉転換を阻害して、手術後の腹膜癒着を軽減する

Quercetin inhibits mesothelial-mesenchymal transition and alleviates postoperative peritoneal adhesions by blocking the TGF-β1/PI3K/AKT pathway

著作名:
Gan Li
Yiwei Ren
Enmeng Li
Kai Deng
Chao Qu
Junxiang Zhang
Li Zhang
Xingjie Wang
Jie Lian
Huayou Zhou
Zijun Wang
Tianli Shen
Xuqi Li
Zhengdong Jiang
出典:
Journal of Ethnopharmacology
2024
319
117242
DOI:
10.1016/j.jep.2023.117242
要旨:
中医学では紅花と丹参から成る注射にて、手術後の腹膜癒着を防止する。ケルセチンは紅花の主成分であるが、腹膜癒着の有効成分であるかを検証すべく、動物実験を行った。その結果、ケルセチンは用量依存的に、マウスの腹膜癒着を軽減...
要旨:
クロコン酸・ケルセチン・酸化カルシウムを含むナノ粒子を新規に設計し、最大で786 nmまでの領域でのUV吸収を確認した。得られたナノ粒子は、マウス由来乳癌細胞株4T1の低温(45℃)光温熱療法に応用できた。ケルセチンは熱ショック蛋白...

ハタ科魚類のイリドウィルス感染に対する、薬用植物成分ケルセチンの間接的な抗ウィルス機能

Research on the indirect antiviral function of medicinal plant ingredient quercetin against grouper iridovirus infection

著作名:
Lin Huang
Mengmeng Li
Hongling Wei
Qing Yu
Shuaishuai Huang
Taixia Wang
Mingzhu Liu
Pengfei Li
出典:
Fish & Shellfish Immunology
2022
124
372-379
DOI:
10.1016/j.fsi.2022.04.013
要旨:
ハタ科魚類の一種、シンガポールハタの細胞に予めケルセチン処置を施すと、イリドウィルスに感染させた際に、宿主細胞内で同ウィルスの複製を阻害した。同じ現象は魚を用いるvivo実験でも確認した。ケルセチンはI型インターフェロン経...
要旨:
遺伝的な肥満マウスと、高脂肪食で肥満にしたマウスの両方のモデルにて、ルチンの抗肥満作用を示した。ルチンの投与は、グルコースの恒常性を改善し、褐色脂肪細胞を活性化した。

ケルセチンはNrf2経路の活性化して、リポ多糖がブロイラー雛の腸に誘発した酸化ストレスを保護する

Quercetin Protects against Lipopolysaccharide-Induced Intestinal Oxidative Stress in Broiler Chickens through Activation of Nrf2 Pathway

著作名:
Lei Sun
Gaoqing Xu
Yangyunyi Dong
Meng Li
Lianyu Yang
Wenfa Lu
出典:
Molecules
2020
25
1053
DOI:
10.3390/molecules25051053
要旨:
ケルセチンは、リポ多糖で惹起したブロイラーの雛(生後1日)の空腸における酸化ストレスを効果的に保護した。ケルセチンは、リポ多糖が上昇させた活性酸素種・マロンジアルデヒド・8-ヒドロキシ-2'-デオキシグアノシンを下方調節し、SO...

ハタイリドウィルス感染に対抗する薬用植物成分ケルセチン: 阻害活性と抗ウィルスメカニズム

The Inhibitory Activities and Antiviral Mechanism of Medicinal Plant Ingredient Quercetin Against Grouper Iridovirus Infection

著作名:
Mingzhu Liu
Qing Yu
Hehe Xiao
Mengmeng Li
Yaming Huang
Qin Zhang
Pengfei Li
出典:
Frontiers in Microbiology
2020
11
586331
DOI:
10.3389/fmicb.2020.586331
要旨:
ケルセチンは、シンガポールのハタ(スズキ目ハタ科の魚)に感染するイリドウィルス(SGIV)に効力を示した。ケルセチンは、SGIVの宿主細胞の結合部位と76%の相互作用を示し、SGIVの感染を56%阻害し、SGIVの複製を53%阻害した。