ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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8件中 1-8件を表示

ケルセチンはSestirn2/AMPK/mTORシグナル伝達経路を調節し、結腸癌細胞HCT116内の活性酸素種を増加してアポトーシスを誘導する

Quercetin Regulates Sestrin2/AMPK/mTOR Signaling Pathway and Induces Apoptosis via Increased Intracellular ROS in HCT116 Colon Cancer Cells

著作名:
Guen Tae Kim
Se Hee Lee
Young Min Kim
出典:
Journal of Cancer Prevention
2013
18
264-270
DOI:
10.15430/JCP.2013.18.3.264
要旨:
ヒト由来結腸癌細胞株HCT116にケルセチンを作用すると、細胞内の活性酸素種が上昇して、アポトーシスを誘導した。ケルセチンはまた、Sestirn2の発現を増加し、AMPKの活性化が伴っていた。mTORの活性は、AMPKのリン酸化に依存していた...

ケルセチンとイソラムネチンはmiR-34aの下方調節を介してRAD51の発現を誘導して、ベンゾ[a]ピレンによる遺伝毒性を軽減する

Quercetin and Isorhamnetin Reduce Benzo[a]pyrene-Induced Genotoxicity by Inducing RAD51 Expression through Downregulation of miR−34a

著作名:
Min Kim
Seung-Cheol Jee
Min-Kyoung Shin
Dong-Hee Han
Kyung-Bin Bu
Seung-Cheol Lee
Bo-Young Jang
Jung-Suk Sung
出典:
International Journal of Molecular Sciences
2022
23
13125
DOI:
10.3390/ijms232113125
要旨:
ベンゾ[a]ピレンはDNAの二重らせんを破壊するが、ケルセチンとイソラムネチンが修復した。トランスクリプトーム解析の結果、ケルセチンとイソラムネチンは両方とも、DNA修復に関与する遺伝子の発現レベルを調節した。さらにRAD51をキ...

ケンフェロールとケルセチンの生理活性と治療: 植物とヒトの両方の健康に関する新しい洞察

Bioactivity and Therapeutic Potential of Kaempferol and Quercetin: New Insights for Plant and Human Health

著作名:
Rahmatullah Jan
Murtaza Khan
Sajjad Asaf
Lubna
Saleem Asif
Kyung-Min Kim
出典:
Plants
2022
11
2623
DOI:
10.3390/plants11192623
要旨:
ケルセチンとケンフェロールの薬理作用をまとめた総説。まず、イントロ代わりに、主な植物におけるケルセチンとケンフェロールの含量と、抗酸化作用のメカニズムを概説する。本論は、植物の伸長作用・抗菌作用・循環器疾患への応用・...

緑茶熱水抽出物と酵素処理イソケルシトリンは、脂肪組織の熱発生を活性化して抗肥満効果を発揮する

Anti-obesity effects of heat-transformed green tea extract through the activation of adipose tissue thermogenesis

著作名:
Hyeonyeong Im
Jaewon Lee
Kyungmin Kim
Yeonho Son
Yun-Hee Lee
出典:
Nutrition & Metabolism
2022
19
14
DOI:
10.1186/s12986-022-00648-6
要旨:
Vitro: 緑茶熱水抽出物と酵素処理イソケルシトリンを前脂肪細胞に作用すると、ミトコンドリア中の蛋白質が2.9倍になり、最大および基礎酸素消費率は1.57倍と1.39倍にそれぞれ増加した。Vivo: 高脂肪食で惹起した肥満マウスに緑茶熱水...

ケルセチンとイソラムネチンは、AhRおよびNRF2シグナル伝達経路を介する解毒酵素の調節により、ベンゾ[a]ピレンが誘発した毒性を軽減する

Quercetin and Isorhamnetin Attenuate Benzo[a]pyrene-Induced Toxicity by Modulating Detoxification Enzymes through the AhR and NRF2 Signaling Pathways

著作名:
Min Kim
Seung-Cheol Jee
Kyeong-Seok Kim
Hyung-Sik Kim
Kyoung-Nae Yu
Jung-Suk Sung
出典:
Antioxidants
2021
10
787
DOI:
10.3390/antiox10050787
要旨:
ベンゾ[a]ピレンの酸化体はDNAと不可逆的に結合し、突然変異と発癌の原因となる。ケルセチンおよびイソラムネチンは、ベンゾ[a]ピレンが惹起するラットの細胞毒を緩和したが、グルクロン酸抱合体には解毒作用がなかった。ケルセチンお...

肝臓における混合阻害を介した、レパグリニドとケルセチンの代謝相互作用: in vitroおよびin vivoの評価

Assessment of Metabolic Interaction between Repaglinide and Quercetin via Mixed Inhibition in the Liver: In Vitro and In Vivo

著作名:
Ji-Min Kim
Seong-Wook Seo
Dong-Gyun Han
Hwayoung Yun
In-Soo Yoon
出典:
Pharmaceutics
2021
13
782
DOI:
10.3390/pharmaceutics13060782
要旨:
ケルセチンは、糖尿病治療薬レパグリニドの有効期間を著しく向上した。肝ミクロソームによるレパグリニドの代謝をケルセチンが阻害するが、Ki値はラットで72.0 μM、ヒトで24.2 μMと算出された。また、ラットにレパグリニドとケルセチ...

イソラムネチンはTGF-β/Smadシグナル伝達を阻害し、酸化ストレスを緩和して、肝線維症を軽減する

Isorhamnetin attenuates liver fibrosis by inhibiting TGF-β/Smad signaling and relieving oxidative stress

著作名:
Ji Hye Yang
Sang Chan Kim
Kyu Min Kim
Chang Ho Jang
Sam Seok Cho
Seung Jung Kim
Sae Kwang Ku
Il Je Cho
Sung Hwan Ki
出典:
European Journal of Pharmacology
2016
783
92-102
DOI:
10.1016/j.ejphar.2016.04.042
要旨:
Vitro: イソラムネチンは、肝星細胞にてTGF-β1による活性酸素種の発生とコラーゲンの蓄積を阻害して、肝線維化を抑制した。Vivo: 四塩化炭素で惹起したマウスの肝線維化は、イソラムネチンが効果的に阻止した。四塩化炭素がもたらす4-...

新しい治療用ハーブ薬HM0601とその活性成分ルチンは、肥満細胞で強力な抗増殖活性を発揮する

The new therapeutic herbal drug HM0601 and its bioactive compound rutin exert potent antiproliferative activities in mast cells

著作名:
Hyun-Ja Jeong
Myoung-Schook Yoou
Na-Ra Han
Sung Yeoun Hwang
Kyoung Wan Yoon
Hyung-Min Kim
出典:
Fundamental & Clinical Pharmacology
2018
32
279-287
DOI:
10.1111/fcp.12350
要旨:
ニラおよびクコを起源とする健康食品HM0601は、ルチンを豊富に含んでいる。胸腺間質性リンホポエチン(TSLP、造血サイトカインの一種)で刺激したヒト由来マスト細胞株HMC-1(肥満細胞)にHM0601もしくはルチンを作用すると、細胞増殖を抑...