ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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2件中 1-2件を表示

ケルセチンはヘムオキシゲナーゼ-1(HO-1)依存性の抗酸化作用により、アセトアルデヒドが肝細胞に誘発した毒性を軽減する

Quercetin Attenuates Acetaldehyde-Induced Cytotoxicity via the Heme Oxygenase-1-Dependent Antioxidant Mechanism in Hepatocytes

著作名:
Kexin Li
Minori Kidawara
Qiguang Chen
Shintaro Munemasa
Yoshiyuki Murata
Toshiyuki Nakamura
Yoshimasa Nakamura
出典:
International Journal of Molecular Sciences
2024
25
9038
DOI:
10.3390/ijms25169038
要旨:
アセトアルデヒドで刺激した肝細胞は、活性酸素種が上昇した。予めケルセチンを投与すると、濃度依存的に活性酸素種を軽減した。ケルセチンの単独投与にて、ヘムオキシゲナーゼ-1(HO-1)を含む抗酸化作用に関連する遺伝子発現の上昇を...

腸内細菌叢によるケルセチン配糖体の代謝物は、アセトアルデヒドが誘発した酸化ストレスに対する耐性を協力的に強化する

The microbiota catabolites of quercetin glycosides concertedly enhance the resistance against acetaldehyde-induced oxidative stress

著作名:
Kexin Li
Hongyan Wu
Minori Kidawara
Yun Lin
Ayano Satoh
Gongliang Zhang
Shintaro Munemasa
Yoshiyuki Murata
Toshiyuki Nakamura
Yoshimasa Nakamura
出典:
Free Radical Research
2022
56
607-616
DOI:
10.1080/10715762.2022.2159820
要旨:
ケルセチン配糖体の代謝物である、3,4-ジヒドロキシフェニル酢酸と3-ヒドロキシフェニル酢酸の抗酸化作用を調べた。肝細胞をアセトアルデヒドもしくは過酸化水素で刺激した際の毒性は、両者の組合せで保護された。しかし、それぞれの...