ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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5件中 1-5件を表示

ケルセチンマイクロゲルは腸のメタボロームを変化して、in vitroで酸化的損傷を回復する

Quercetin microgels alter gut metabolome and reverse oxidative damage in vitro

著作名:
Siyao Liu
Zhongxiang Fang
Zijian Liang
Brunda Nijagal
Yianna Zhang
Ken Ng
出典:
Food Bioscience
2024
62
105226
DOI:
10.1016/j.fbio.2024.105226
要旨:
アルギン酸とキトサンから成るマイクロゲルを調製した。ケルセチンを含むアルギン酸/キトサンマイクロゲルと、空のマイクロゲルをそれぞれ添加して、ヒトの糞便培養を行った。短鎖脂肪酸をGCで分析した結果、ケルセチンを含むマイクロ...

オクテニルコハク酸無水物で処理した変性ジャポニカ米デンプンが安定化する乳濁液の調製における、超音波の出力がケルセチンの送達に及ぼす影響

Effect of ultrasonic power on delivery of quercetin in emulsions stabilized using octenyl succinic anhydride (OSA) modified broken japonica rice starch

著作名:
Xue Wang
Ning Wang
Dandan Wu
Liqi Wang
Na Zhang
Dianyu Yu
出典:
International Journal of Biological Macromolecules
2024
267
131557
DOI:
10.1016/j.ijbiomac.2024.131557
要旨:
オクテニルコハク酸無水物で処理した変性ジャポニカ米デンプン(OSA-BJRS)が安定化する乳濁液を超音波の出力を変えて調製し、その影響を調査した。出力が400 Wが、ケルセチンの封入効率を最大化して89.37%であった。また、液滴の平均直...

こんにゃく由来のグルコマンナンの分解物とケルセチンを共封入したアルギン酸マイクロゲルは、in vitroでヒト腸内細菌叢を調節する

Electrospray alginate microgels co-encapsulating degraded Konjac glucomannan and quercetin modulate human gut microbiota in vitro

著作名:
Siyao Liu
Yit Tao Loo
Yianna Zhang
Ken Ng
出典:
Food Chemistry
2023
434
137508
DOI:
10.1016/j.foodchem.2023.137508
要旨:
アルギン酸マイクロゲルに、ケルセチン、こんにゃく由来グルコマンナン分解物(KGM60)、両者の組合せをそれぞれ封入した。腸内細菌叢のvitroモデルとして便培養を行い、3種類の作用を比較した。KGM60の有無にかかわらず、ケルセチンを...

アクリルアミドがIEC-6細胞に誘発した毒性とバリア機能の喪失に対する、ケルセチンとミリセチンの軽減効果と熱処理の影響

The Impact of Heat Treatment of Quercetin and Myricetin on their Activities to Alleviate the Acrylamide-Induced Cytotoxicity and Barrier Loss in IEC-6 Cells

著作名:
Jing Fan
Qiang Zhang
Xin-Huai Zhao
Na Zhang
出典:
Plant Foods for Human Nutrition
2022
77
436–442
DOI:
10.1007/s11130-022-00994-z
要旨:
ラット由来腸上皮細胞IEC-6をアクリルアミドで刺激すると、損傷・生存率の低下・乳酸脱水素酵素の上昇・活性酸素種の発生をもたらした。しかし、ケルセチンもしくはミリセチンの投与は、この様な異常に拮抗した上、密着結合分子(オク...

ネットワーク薬理学と実験に基づく、ケルセチンによる口腔扁平苔癬の治療効果

Reveals of quercetin’s therapeutic effects on oral lichen planus based on network pharmacology approach and experimental validation

著作名:
Zhibai Zhao
Linglin Wang
Mengna Zhang
Chenyu Zhou
Yanting Wang
Jiangmin Ma
Yuan Fan
出典:
Scientific Reports
2022
12
1162
DOI:
10.1038/s41598-022-04769-z
要旨:
ケルセチンの抗炎症作用に着目して、口腔扁平苔癬(OLP)の治療効果の可能性を探った基礎研究。ケルセチンとOLPに関連する蛋白質66種類を、各種データベースから選び出した。蛋白質間相互作用と遺伝子ゲノムのネットワーク解析により、T...