ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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3件中 1-3件を表示

MPP曝露のSH-SY5Y細胞にルチンが調節する、AKT/AMPKシグナル伝達・オートファジー・アポトーシスの緩和

Regulation of AKT/AMPK signaling, autophagy and mitigation of apoptosis in Rutin-pretreated SH-SY5Y cells exposed to MPP+

著作名:
Adaze Bijou Enogieru
William Haylett
Donavon Charles Hiss
Okobi Eko Ekpo
出典:
Metabolic Brain Disease
2021
36
315–326
DOI:
10.1007/s11011-020-00641-z
要旨:
ヒト神経芽細胞SH-SY5Yに1-メチル-4-フェニルピリジニウム塩を作用させると、パーキンソン病モデルとして、アポトーシスを惹起する。しかし、予めルチンを添加すると、核形態の変化を防止し、カスパーゼ3/7/9の働きを緩和した。ルチン...

MPP曝露に起因する、SH-SY5Y細胞の小胞体ストレス・カルシウム恒常性障害・生体エネルギー機能の変化は、ルチンが軽減する

Attenuation of Endoplasmic Reticulum Stress, Impaired Calcium Homeostasis, and Altered Bioenergetic Functions in MPP+-Exposed SH-SY5Y Cells Pretreated with Rutin

著作名:
Adaze Bijou Enogieru
William Lloyd Haylett
Hayley Christy Miller
Francois Hendrikus van der Westhuizen
Donavon Charles Hiss
Okobi Eko Ekpo
出典:
Neurotoxicity Research
2019
36
764–776
DOI:
10.1007/s12640-019-00048-4
要旨:
パーキンソン病の細胞モデルである、ヒト神経芽細胞SH-SY5Yを用いる薬効評価。SH-SY5Y細胞にMPP+を作用させると、カルシウムイオン濃度・小胞体ストレスが増大し、ミトコンドリア膜の電位が低下するが、ルチンが正常化した。

強力な抗酸化剤としてのルチン: 神経変性疾患への影響

Rutin as a Potent Antioxidant: Implications for Neurodegenerative Disorders

著作名:
Adaze Bijou Enogieru
William Haylett
Donavon Charles Hiss
Soraya Bardien
Okobi Eko Ekpo
出典:
Oxidative Medicine and Cellular Longevity
2018
2018
6241017
DOI:
10.1155/2018/6241017
要旨:
膨大な神経分解病態モデルの動物実験データを基に、ルチンの神経保護作用を論じた総説。炎症誘導性サイトカインの減少・抗酸化酵素活性の改善・分裂促進因子キナーゼの活性化・アポトーシス誘導mRNAの発現に焦点を当てた。