ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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6件中 1-6件を表示

四塩化炭素が誘発した肝毒性における、パラオキソナーゼ遺伝子の発現と酸化ストレスとの関連

Association between Paraoxonases Gene Expression and Oxidative Stress in Hepatotoxicity Induced by CCl4

著作名:
Mohamed M. Hafez
Othman A. Al-Shabanah
Naif O. Al-Harbi
Mohamed M. Al-Harbi
Salim S. Al-Rejaie
Saad M. Alsurayea
Mohamed M. Sayed-Ahmed
出典:
Oxidative Medicine and Cellular Longevity
2014
2014
893212
DOI:
10.1155/2014/893212
要旨:
四塩化炭素で惹起した肝損傷のモデルラットに、ルチンを投与した。ルチンは、四塩化炭素がもたらしたALT・ASTの上昇を回復して肝機能を改善すると共に、GPx・GST・カタラーゼを増大して酸化ストレスを軽減した。ルチンはまた、四塩化...
要旨:
既存薬カルフィルゾミブで惹起したラットの腎毒性を、ルチンが効果的に保護した。ルチンの抗酸化作用は、NOSが介在するNF-κB伝達に起因する炎症を抑える。
要旨:
シスプラチンで惹起したラットの腎毒性を、ルチンが効果的に保護した。シスプラチンは、血中の尿素窒素とクレアチニンを上昇させ、腎組織のマロンジアルデヒドを増大した。うっ血、単核細胞炎症、細胞浸潤、アポトーシスを伴う急性尿...
要旨:
四塩化炭素で惹起した肝毒性から、ルチンがラットを保護した。肝毒性の本質は、IL-6/STAT3シグナル伝達がであるが、反対に向けるルチンの働きが見出された。

シスプラチンが誘発したラットの神経毒性に対する、ルチンの保護効果

Neuro-protective effect of rutin against Cisplatin-induced neurotoxic rat model

著作名:
Mashal M. Almutairi
Wael A. Alanazi
Musaad A. Alshammari
Moureq Rashed Alotaibi
Ali R. Alhoshani
Salim Salah Al-Rejaie
Mohamed M. Hafez
Othman A. Al-Shabanah
出典:
BMC Complementary and Alternative Medicine
2017
17
472
DOI:
10.1186/s12906-017-1976-9
要旨:
シスプラチンで惹起したラットの脳神経毒性を、ルチンが効果的に保護した。前頭皮質から抽出したRNAを解析したところ、ルチンの投与はPON-1、PON-3、PPAR-δ、GPXの発現を低下させる一方で、PON-2は増大させた。

高コレステロール血症のオスWestarラットにおける抗酸化遺伝子発現に関する、ルチンの保護効果

Protective effect of rutin on the antioxidant genes expression in hypercholestrolemic male Westar rat

著作名:
Salem S. Al-Rejaie
Abdulaziz M. Aleisa
Mohamed M. Sayed-Ahmed
Othman A. AL-Shabanah
Hatem M. Abuohashish
Mohammed M. Ahmed
Khaled A. Al-Hosaini
Mohamed M. Hafez
出典:
BMC Complementary Medicine and Therapies
2013
13
136
DOI:
10.1186/1472-6882-13-136
要旨:
高脂肪食によって肝機能障害を起こさせた病態モデルラットにて、ルチンの薬効を評価した。ルチンの投与は、肝機能の諸指標(ALT・AST・中性脂肪・総コレステロール)を顕著に改善した。