ケルセチンはカスパーゼ-3の活性化を介して、間葉系マーカービメンチンの分解を誘導し、ヒト乳頭状甲状腺癌細胞株の癌幹細胞を減少する
Quercetin induces proteolysis of mesenchymal marker vimentin through activation of caspase-3, and decreases cancer stem cell population in human papillary thyroid cancer cell line
- 出典:
- Phytomedicine Plus
- 2021
- 1
- 100108
- DOI:
- 10.1016/j.phyplu.2021.100108
- 要旨:
- 甲状腺乳頭癌の転移を制御するには、上皮間葉転換の阻害と癌幹細胞の除去がキーとなるが、ケルセチンの役割を検証した。間葉系細胞に特有な蛋白質ビメンチンのセリン-39へのリン酸化は、ケルセチンが阻害した。ケルセチンはまた、カス...