ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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5件中 1-5件を表示

蛋白質コロナの形成とケルセチン-可食性ドック蛋白質ナノ粒子への影響

The formation of protein coronas and its effect on the quercetin-edible dock protein nanoparticles

著作名:
Yu-Ru Wu
Qian Zhou
Jing Li
Wei Wang
Yi-Bin Zhou
Kang Liu
出典:
Food Hydrocolloids
2024
157
110432
DOI:
10.1016/j.foodhyd.2024.110432
要旨:
可食性ドック蛋白質ナノ粒子にケルセチンを担持し、蛋白質コロナがケルセチンの放出に及ぼす影響を検証した。消化酵素はナノ粒子の表面に吸着して、蛋白質コロナを形成した。α-アミラーゼとアミロプシンが形成する蛋白質コロナは、ケ...

カルボキシメチル化したカードランとのナノ複合体の構築は、ケルセチンのバイオアベイラビリティを強化する

Enhancing the bioavailability of quercetin via the construction of carboxymethylated curdlan/quercetin nanocomplex

著作名:
Yuting Su
Qian Zhou
Hui Xu
Manting Huang
Siqian Li
Jiayi He
Ka-Wing Cheng
Mingfu Wang
出典:
Food Hydrocolloids
2024
149
109502
DOI:
10.1016/j.foodhyd.2023.109502
要旨:
ケルセチンとカルボキシメチル化したカードランから形成したナノ複合体は、粒径が300 nm の球状構造を有し、水溶性と安定性が向上した。5位を除くケルセチンの4個のフェノールは、カルボキシメチル化したカードランのカルボン酸と水素...

COPDのマウスモデルにてイソラムネチンは、Nrf2/Keap1経路を調節して気道の炎症を緩和する

Isorhamnetin Alleviates Airway Inflammation by Regulating the Nrf2/Keap1 Pathway in a Mouse Model of COPD

著作名:
Yifan Xu
Jing Li
Zhiwei Lin
Weiquan Liang
Lijie Qin
Jiabin Ding
Shuqi Chen
Luqian Zhou
出典:
Frontiers in Pharmacology
2022
13
860362
DOI:
10.3389/fphar.2022.860362
要旨:
タバコの煙の暴露とリポ多糖の気管内吸入にて、COPDのモデルマウスを確立した。イソラムネチンの投与は用量依存的に、COPDがもたらした白血球の動員・IL-6およびMCP-1の発現・気管支肺胞洗浄液で発現するT細胞を軽減した。その結果、...

糖尿病性腎症(DN)に対するケルセチンの効果: 動物研究のシステマティックレビューとメタ解析

The effect of quercetin on diabetic nephropathy (DN): A systematical review and Meta-analysis of animal studies

著作名:
Tingyan Hu
Junlun Yue
Qiuwen Tang
Ka-Wing Cheng
Feng Chen
Mijun Peng
Qian Zhou
Mingfu Wang
出典:
Food & Function
2022
13
4789-4803
DOI:
10.1039/D1FO03958J
要旨:
ケルセチンの糖尿病性腎症に対する効果を動物実験で示した論文の、システマティックレビューおよびメタ解析。各種データベースから選定した20件の論文と12件のアウトカムを対象にメタ解析を行った。その結果、クレアチニンクリアラン...

インターフェロンが媒介するA型インフルエンザウィルスH1N1の炎症の増幅は、イソラムネチンがRIG-I/JNK経路を介して阻害する

Isorhamnetin inhibits amplification of influenza A H1N1 virus inflammation mediated by interferon via the RIG-I/JNK pathway

著作名:
Jing Li
Yifan Xu
Zhiwei Lin
Lili Guan
Shuqi Chen
Luqian Zhou
出典:
Annals of Translational Medicine
2021
9
1327
DOI:
10.21037/atm-21-3532
要旨:
A型インフルエンザウィルスH1N1に感染したヒト由来肺癌細胞株A549に、インターフェロン-β(IFN-β)を作用した。IFN-βは炎症誘導性サイトカインの発現を上方調節したが、イソラムネチンがこれを阻害した。イソラムネチンは、レチノイン酸...