ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フラボノイド・ケルセチンに関する論文、薬理作用、総説、動物実験データ、臨床試験結果などをまとめたデータベースです。
フラボノイド・ケルセチンの他ルチン・イソラムネチンの論文もございます。研究活動にお役立てください。

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4件中 1-4件を表示

tert-ブチルヒドロペルオキシドが誘発した酸化ストレス下にて、ルチンとケルセチンはL6筋管のグルコース取込みを促進する

Rutin and quercetin enhance glucose uptake in L6 myotubes under oxidative stress induced by tertiary butyl hydrogen peroxide

著作名:
R. Dhanya
K. B. Arun
H. P. Syama
P. Nisha
A. Sundaresan
T. R. Santhosh Kumar
P. Jayamurthy
出典:
Food Chemistry
2014
158
546-554
DOI:
10.1016/j.foodchem.2014.02.151
要旨:
L6筋管細胞をtert-ブチルヒドロペルオキシドで刺激して酸化ストレスを惹起すると、活性酸素種が上昇し、グルタチオンは減少した。しかし、ルチンもしくはケルセチンを投与すると、用量依存的な逆転を認め、細胞内での過酸化脂質の生成...

II型糖尿病のリード化合物としてのケルセチンは、骨格筋細胞株のAMPK経路を介してグルコースの取込みを改善する

Quercetin, a Lead Compound against Type 2 Diabetes Ameliorates Glucose Uptake via AMPK Pathway in Skeletal Muscle Cell Line

著作名:
R. Dhanya
A. D. Arya
P. Nisha
P. Jayamurthy
出典:
Frontiers in Pharmacology
2017
8
336
DOI:
10.3389/fphar.2017.00336
要旨:
各種プロテインキナーゼ阻害剤の存在下で、骨格筋細胞(L6筋管細胞)へのグルコースの取込みに対するケルセチンの影響を調べた。その結果、ケルセチンによるグルコースの取込みの促進効果は、インスリンシグナル伝達経路によるものでは...

II型糖尿病とその合併症に対処するケルセチン、治療標的の複数化

Quercetin for managing type 2 diabetes and its complications, an insight into multitarget therapy

著作名:
R. Dhanya
出典:
Biomedicine & Pharmacotherapy
2022
146
112560
DOI:
10.1016/j.biopha.2021.112560
要旨:
ケルセチンの抗酸化作用に着目して、糖尿病とその合併症の治療に焦点を当てた総説。既存の糖尿病治療薬の作用機序と、主なフラボノイドの糖尿病と関連する薬理活性を整理した。その上で、複数の治療標的が期待できるケルセチンを、最...

ケルセチンはmTORシグナル伝達を介して、酸化ストレスが誘発した膵β細胞の変化を改善する

Quercetin improves oxidative stress-induced pancreatic beta cell alterations via mTOR-signaling

著作名:
R. Dhanya
C. C. Kartha
出典:
Molecular and Cellular Biochemistry
2021
476
3879–3887
DOI:
10.1007/s11010-021-04193-3
要旨:
インスリノーマ(インスリンを過剰分泌する腫瘍)細胞株TC6を用いる、ケルセチンの薬効評価。TC6に過酸化物を作用させると、その酸化ストレスでアポトーシスが促進され、インスリン分泌能が低下した。しかし、ケルセチンが濃度依存的に...